「あ~あ…、なんか”トランペット吹ける”のってカッコよさそうだから、とりあえず始めてみたけど…。」
「全然音出ないし、顔痛いし、なんだかしんどいし…。やめちゃおうかな~もう!!」
このブログをご覧いただいていると言う事は、そんな風に思っていてたまたま出会っちゃいました?
そうなんですよね~。トランペットって「音を出すまでが難しい楽器」なので、その気持ちよ~くわかります。
かくいう私も中学校の吹奏楽部でトランペットを始めて、最初は本当に苦戦しました。外野からボロクソ言われましたし。
「なんだよ~その汚い音!」
「”屁”みたいな音だな~(笑)」
「へったくそぉ~!」
「ウチの中学校の吹奏楽部創部以来の下手くそじゃねぇのwww」
「やめちゃえよ~お前には向いてないよ~www」
同期や先輩だけじゃないですよ。顧問にも言われました(泣)。
ここから、話が一気に飛びます。気が付いたら、途中ブランクを挟みながらも20年以上トランペットを吹いています。
高校の時に「スペクトラム」っていうブラスロックバンドに出会い、そのカッコよさに惚れこんでしまいまして。今でも吹いています。トランペットとしてはちょっと「悪キャラ」的ポジションですね。
ぶっちゃけ吹奏楽の世界って、クラシックをルーツとしている人が多いので、「大人しくて、お上品で、健全キャラ」が多いんですね。
そんな中でロックのトランペットを吹ける「悪キャラ系」って、ぶっちゃけ「吹奏楽系女子」からモテるんですよ。
あ、勘違いしないでほしいんですけど、私、ポピュラー音楽の専門学校で、トランペットとポピュラー音楽理論をきちんと学んでいますし、吹奏楽系の吹き方もできます。
正直「中高6年間奏法で悩んだことはいったい何だったんだorz」って思うくらい、「基本的な吹き方」を叩き込まれましたので、中高でさんざん苦戦していた事が今は余裕でできます。
その「ノウハウ」を、紹介していきます。
・ちょっとした好奇心から「吹いてみたい」と思ったトランペット初心者さん
・吹奏楽で別の楽器をやっていて「トランペットやってみたいな~」と言うあなた
・カッコいいトランペット奏者を見つけて「自分もこんな風になってみたい!」と思ったあなた
へ、何かのヒントになれば幸いです。
とかくトランペットと言うと、今は「吹奏楽一択」みたいな状況がありまして、
・楽譜が読めないとできないんじゃないの…
・大人数の中での合奏が怖い…
みたいに思われて、とても敷居が高いように思われがちですが、そんなことないんですよ^^
トランペットの活躍できる場所なんていくらでもあるんです。その辺も紹介していきます。実際私のやった事と言うと、
・ロックバンドのサポート
・ジャズバンド(ジャズは奥が深いので”なんちゃって”ですが…)
・現代音楽
・和楽器とのセッション
・ダンサーとのコラボ
・ジャムセッション
・フリーセッション
・ブルースセッション
・アニソンオフ会
・ピアノ伴奏で、慰問演奏や、パーティー、結婚式の演奏なども
楽譜がない現場もたくさんありましたし、その場の雰囲気で、曲の長さやサイズが変わるなんてことも日常茶飯事。かなり自由にやらせてもらいました。
あと、
・こうしなければいけないとか
・これはやっていはいけない
・自分はここまでしかできない
とかいう縛りも怖いんじゃないでしょうか。実際、その呪縛から逃れられなくてやめちゃう人も多いですから。
と言う事で、このブログではトランペットをいかに「挫折しないで続けるか」について、色々なアプローチを紹介していきます。
どうぞお楽しみに^^
さて、ここからが本題になります。
・このブログを見て下さったあなたにどんな提案ができるか?
・じゃあ、そもそもなんでこんなブログを立ち上げたか?
という事を書きます。まずは、
・このブログを見て下さったあなたにどんな提案ができるか?
ですが、ズバリ!「一人でもトランペットを演奏できる様な環境作り」です。なぜかというと、
一人でもトランペットを演奏できる環境から入ることが、「一番挫折しない現実的な方法」だからです。
こんな悩みを抱えていませんか?
・他の人と演奏をしたいんだけど、正直自信がないんですよね…
・かといって、吹ける曲もないし、楽譜が読めないし…
・じゃあ、曲を吹けるように、楽譜を読めるようにするのに、どうすればいいのかわからないし…
このようになって、誰にも相談できずに悶々として、結局、
「やっぱり無理なのかな~」
と挫折への道をたどると言うのが、”楽器全般”の王道パターンですよね。
さらにトランペットの場合、
・きれいな音が出ない
・高い音が出ない。1オクターブも満足に出せない
という「技術的な悩み」がのっかります。
正直に言いますが、
・きれいな音が出ない
・高い音が出ない。1オクターブも満足に出せない
のような「音の出し方」に関しては、活字だけでいうのは限界があるんです。なのでお答えできない部分が多くなりますし、
「音が出るまでは、レッスンを受けた方が良いですよ。」
という場面が多くなると思います。それはご了承ください。
ですが、
・他の人と演奏をしたいんだけど、正直自信がないんですよね~…
・かといって、吹ける曲もないし、楽譜が読めないし…
・じゃあ、曲を吹けるように、楽譜を読めるようにするのに、どうすればいいのかわからないし…
の部分に関しては「何とかできるかな。」というアイデアをいくつか用意しています。そのために、
・ロックバンドのサポート
・ジャズバンド(ジャズは奥が深いので”なんちゃって”ですが…)
・現代音楽
・和楽器とのセッション
・ダンサーとのコラボ
・ジャムセッション
・フリーセッション
・ブルースセッション
・アニソンオフ会
・ピアノ伴奏で、慰問演奏や、パーティー、結婚式の演奏
など、色々と経験して、ノウハウを蓄積してきました。
さて、次に、
・じゃあ、そもそもなんでこんなブログを立ち上げたか?
について書いていきます。これに関しては、ズバリ!
「トランペット初心者の方が、他の人と演奏するチャンスをものすごく狭められている」
という事を、昔より今の方がより”ひしひし”と感じるようになったからですね。融通が利かなくなっているというか。
昔(’80年代くらいの頃)っていうのは、ポピュラー音楽シーンでも、トランペットを使われる機会って多かったんです。
なので、”トランペットが入っている曲”を探すのは結構簡単でしたし、何よりも、
「せっかくトランペットがいるんだから、トランペット入りのアレンジにしちゃおうよ!」
って、アレンジを直すような土壌があったんですね(著作権の事があるので、スタジオ練習の時だけですが)。
ところが今はなぜか、
・トランペット=吹奏楽になっている、もっと広げてもジャズ止まり
・吹奏楽をやっている人は「吹奏楽のフィールド」から出るのを極端に怖がる
・ポピュラー音楽でも、市販の楽譜を演奏するコピー止まり。オリジナルを作らない
・よって「楽譜を読めるスキル」は必須
・さらに楽譜にトランペットがなければ呼ばれないし、楽譜を読めない人は呼ばれない
昔の苦い思い出ですが、とある一般吹奏楽団で練習していた時の事、トランペット初心者の方が見学に来ました。
当然、「初心者歓迎」をうたっていた楽団です。じゃなければ見学に来ることはないですから。
合奏に参加してもらおうという話になり、いざ合奏になったところで、楽譜が読めなくてついていけなくなったのか、
「すみません、私には無理のようです。ご迷惑をおかけしました…。」
と背中を震わせながら帰って行かれました。いくら楽団側が「気にしない」と言っても、
・初心者さんは自分を追い詰めてしまうし
・初心者の頃の気持ちを忘れた楽団員は、いつの間にか初心者さんへのハードルを上げている
この気持ち、私もよく分かるんです。いくら楽団やバンドが「気にしないから」と言っても、やっぱり自分で自分を責めちゃうものですよね。
私も、ジャズバンドやビッグバンドで同じような経験をしました。なのでジャズに関しては未だに苦手意識が抜けません。
「楽譜が読めなければトランペットに演奏のチャンスがない」では、初心者さんにはあまりにも酷です。なので、とれる道は2つ。
・楽譜を読めるスキルを身につけてもらう
・楽譜に頼らず演奏できるスキルを身につけてもらう
そして、最初に戻りますが、「一人でもトランペットを演奏できる様な環境作り」を進めたいと思っています。
・自分だけで
・自分のペースで
トランペットを練習した上で、満足できればそのまま一人の趣味として楽しむのもOK!
さらに「うん!他の人と合わせてみたい!」とあなたが思えれば、その道も選べるような内容も用意していきます。
最後にちょっとだけぶっちゃけ話ををしますが、「楽にできる。」と言うつもりは全くありません。
ほんの数分吹いただけで「や~めたっ!」と言う方にできる程、甘いものではないことは言わせて頂きます。
その覚悟をしたいただいた上で、「今の状況を何とかしたい!」と言う想いがあって、練習する気持ちがあるのなら、
あなたが「今まで縛られていたものからの解放」を約束し、「今まで知らなかった世界」を提供します。
いかがですか。一緒にやってみませんか^^