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トランペットをひさしぶりに吹く時の注意点!最初に見る項目

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

久しぶりにトランペットを吹くと、

  • 音がうまく出ない
  • 筋肉がうまく使えていない
  • 指が回らない
  • タンギングが遅くなった

のようなことが起こりがちで、ブルーになる事が多いですよね。

「前はできていたのに、全然できなくなっている」

と悩み、ひたすら練習をする方も多いでしょう。

それでもなかなか昔の勘が取り戻せないと、そんな自分に”イラっ”としたりもします。

管理人もそんな体験を何度も味わったクチです。

管理人は、一番楽な方法として「プロの手」を借りました。

その時に教わった事を参考に、4つの項目に分けてこの記事を書いています。

どうぞご覧ください。

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「トランペットの点検」が最優先項目です

まずは、

トランペットとマウスピースの点検と(できれば)お手入れをすること

をおススメします。

理由は、久しぶりに吹いて「調子の良くない原因」が、

  • トランペットの側にあるのか?
  • それとも吹いているあなたの側”にも”あるのか?

を切り分けるためです。

本当はトランペットの側にも原因があるのに、上手く吹けないと「自分自身を責めがち」ですよね。

なので、

  1. 管内洗浄(できれば、やることをおすすめします)
  2. マウスピースのスロートをマウスピースブラシで洗う
  3. バルブオイルをさしてピストンの動きをよくする
  4. 抜き差し管にオイルやグリスをさす

などをやって、

「トランペットをあなたの納得の行くコンディション」まで持っていけば、あとは「自分自身の練習不足だ」と納得して練習に集中できます。

(本当は、ショップに持ち込んで点検してもらうのがベストなんですが、できる範囲で、ですね)

楽器のコンディションを「できるだけ良い状態」に持っていけたら、”勘”を取り戻すための練習に入るわけですが、

あくまで”管理人の個人的感想”と前置きしたうえで、

「最初はあまりやらない方が良いんじゃないのかなぁ…」

と思える事を次の章で書きます。

アタックとタンギングは控えめに

トランペットを「吹けていた昔の状態に戻す」には、

  • アンブシュアを思い出す
  • アンブシュアを整える

は、真っ先にやっておきたい事です。それで、できれば「(最初のうちは)あまり多用しない方が良い」と思えるのが、

  • アタック
  • タンギング

ですね。

  • アンブシュアを整える事と
  • タンギングのような舌の動かし方

の両立って結構厳しいです。タンギングをすると音が「プスッ」と出なくなることも多いですし。

(音が「プスッ」と出なくなるたびにアンブシュアが崩れているわけです)

可能ならば舌の運動は最小限におさえて、

  • 音の出だしはエアータンギングで出し
  • 教本はスラーで書かれているものから始めて(ただしリップスラーは控えた方が良いです)
  • タンギングは音がそこそこ出はじめるまで我慢する

方が良いでしょう。

「舌でアタックさせないと音が出せない」

ような状態なら仕方ないかなと思うんですが、アンブシュアが整わないうちから舌に頼って音を出していると、どうしても音色が汚くなますし。

  • アンブシュアを整える
  • タンギングの練習は音が安定して出せるようになってから

と段階を踏んだ方が、「昔の勘を取り戻しやすい」と、経験として感じています。

その最大の手助けになっている事を次の章で書きます。

吹くのと同じくらい「聞く」

もし可能なら、練習するだけでなく、

あなたが憧れるトランペット奏者の演奏を聞く事

も合わせてやりましょう。

あなたがモチベーションを保てるような、「ほど良いレベルの演奏」を探して聞くと良いですね。

  • 世界トップレベルの上手い奏者を聞いてもOKならそれがベストですし
  • 逆に自信をなくしそうなら「手が届きそうなレベルの演奏」を聞くのもOK

です。

「聞いて頭の中にトランペットを吹くためのイメージを作る事」って、バカにできない作業です。

練習をして煮詰まった時など、休憩がわりに1曲聞くことをおススメします。

それで結局はこの結論にたどりつくのですが、興味ありましたら次の章をご覧下さい。

可能ならばプロに習いましょう

「トランペットを久しぶりに吹いて音が出ない」状態になっている時に、少しでも早く勘を取り戻したいなら、やはり、

  • プロトランペット講師
  • プロトランペット奏者

のレッスンを受けるのが1番です。プロの手を借りる事で、

  • あなたのフォームを客観的に見てもらえて
  • あなたに合ったフォームを改めて教えてもらい
  • そのフォームを覚えこむ
  • (時には)あなたに合ったマウスピースも提案してもらえる

これが可能になり、その後にまた数か月単位のブランクをあけるような事があっても、勘を取り戻しやすくなります。

  • 自分に合ったフォーム
  • 自分に合った道具

これを一度”固めて”しまうと、本当に楽です。

「本気で」また吹けるようになりたいなら、プロの手を借りる事をお勧めします。

最後に

いかがでしたでしょうか。

「トランペットを久しぶりに吹く時の注意点」をテーマに、

  • 「トランペットの点検」が最優先項目です
  • アタックとタンギングは控えめに
  • 吹くのと同じくらい「聞く」
  • 可能ならばプロに習いましょう

の4つの項目に分けて書いてきました。

ざっくりまとめますと、

  • トランペットやマウスピースのコンディションを整え
  • あなたに合ったフォームを再確認し
  • そのフォームを改めて体に覚えこませ
  • 覚えたフォームをいつでも”再現”できるようにする
  • さらに「イメージする力」をつけるとなお良い

これを実践することによって、トランペットを久しぶりに吹く場合でも、比較的「勘を取り戻しやすく」なります。

できれば「プロの手を借りつつ」これをやる事をお勧めします。

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