「トランペットが上手くなる基礎練習」
という事で、一応、このようなカテゴリを作ってみましたが、
・「他のカテゴリに上手く入らないな~」と思えたもの
・「基礎練習のカテゴリに入れても良いのかな?」と思えたもの
・「ゆくゆくは他のカテゴリに振り分けようかな~」と思っているもの
を中心に記事が入っています。それで、
「あなたが、練習を続ける限り、前進はするか保証できないけど、たぶん”後退はしない”方法」
という記事を多く入れているかと思います。
トランペットって、練習していれば分かると思うんですが、
・ある日はすごく調子よく吹けたかと思うと
・またある日はイヤになるくらい調子の悪い日
がありますよね。それで、
・調子のよい日のモチベーションの上がり方よりも
・調子の悪い日のモチベーションの下がり方の方が
10倍くらいに感じたりするものです。
そして、たいていの場合、「調子が悪いのは自分のせいなんじゃないか?」と思ってしまうものです。
ところが、調子が悪い時って、結構「自分以外の原因が絡んでいる場合」って少なくないんですよね。
・楽器が故障していたりとか(つば抜きコルクやピストンフェルトなど、消耗品系の寿命含む)
・譜面台を置いている位置がいつも違うとか(微妙な響きを感じて無理な吹き方をしているかも)
・練習場の中で一番楽器の音が響かないところで吹いているとか(響かなければ、無意識に無理な吹き方をしますね)
など。
基礎練習の中には、
・基礎練習そのもののメニューや方法もある一方
・基礎練習を効率的によりストレスを少なくやるための方法
もあるわけでして、がむしゃらに基礎練習をやっても、
・全然うまくならないとか
・上手くなっているのかなぁ…
・この練習方法であっているのかなぁ…
と、モヤモヤした気分で続けるというのは、ストレスがたまりますし、成果が見えなくて、モチベーションが下がり、挫折しやすくなります。
なので、基礎練習をする時は、まずは「音を出す以外のものをチェックして」、それから、音を出す基礎練習に入ることをおススメします。
具体的には、
・楽器の故障や不調はないか?
・譜面台をどの位置に置くか?
・練習場所のどこで吹くと一番気持ちよく鳴るか?
あたりは可能な限りチェックして、できるだけ気分よく基礎練習をしたいものです。
・楽器の調子が良くないせいなのに…
・譜面台への音のあたり方が悪いからなのに…
・練習場所の一番鳴りが悪いところで吹いているからなのに…
自分自身の練習不足のせいにしていまい、
「あれ?うまく吹けない…。いつもならできる事ができない…、」
と、自分自身を追いつめて、結局は”自分自身の体の調子をおかしくしてしまい”
「もう、吹くのイヤだよ…。休みたい…。できるなら辞めてしまいたい…。」
と言う、悲しい状況にならないためにも、「調子が悪いのは、自分のせいではない」と考えるように心がけ、
(他人のせいにすると人間関係にひびきますので、モノのせいにするのがおススメです)
「調子を悪くしている原因がまわりにないか?」を徹底的に探してから、基礎練習にじっくり取り組むのがおススメです。
・気合
・根性
・努力
へ進む前に、やる事があるというのは覚えておいた方が良いでしょう。
プロだって、
・自分の楽器の点検は欠かさずしていますし
・会場で自分の音が一番響くポイントは必ずチェックしますし
その場所で自分の出せるパフォーマンスを最大限出せる環境を作ったうえで、どうしても必要な時にだけ、
・気合
・根性
・努力
と言う方向へ進むわけで、じゃないと簡単に挫折します。
「きれいな音が出せない」
と言う悩みだって、もしかしたらマウスピースのサイズが合っていないとか、そんな基本中の基本ができていないからかもしれませんし。
・「楽器やマウスピースのせいにしないの!」とか
・「私はできているのにあなたができないのは練習が足りないから!」とか
・「私は地道に練習を続けてきたからこそ今がある!」
のようなことを言う方の中には、結構、
・”たまたま”マウスピースのサイズが最初から合っていた
・”たまたま”トランペットとの相性が良かった
・”たまたま”トランペットを吹きやすい体だった
など、結構「運が良かった」的な要素も多かったりするんですよね。
そういう意味でも、できれば「早いうちにプロに教わること」を、おススメしたいところです。
プロのアドバイスがあれば、
・あなたに合ったマウスピースを選べる
・あなたと相性の良いトランペットを選べる
・あなたに合ったトランペットに吹き方を教えてもらえる
確率は跳ね上がるわけで、「基礎練習がうまくやれない」という悲劇に襲われる確率もぐっと減るわけです。
というわけで、改めて言いますと、
・上手くなる基礎練習より「下手にならない基礎練習」の方が大事
・調子が悪い時は、自分自身より「まわり(主にモノ)を疑え」
・可能ならプロに教わりましょう
という事を書いた記事をまとめてあります。
あなたが少しでもストレスなく、少しでも楽しく基礎練習をするためのきっかけになれば幸いです。
それでは、どうぞご覧ください。