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トランペットを初心者が買う時の注意点

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「初心者の方のトランペット選びと、中古車選びは共通点がある。」

いきなり、あなたに「なんのこっちゃ?」と思わせることを言いました。

特に女性は車に興味がない方が多いので、さらに「???」と思ったかもしれませんね。

なので、のっけから結論を言いましょう。

トランペット本体の良し悪しを初心者さんが見分けることは、まず不可能です。

中古車も、同じメーカーの、同じ車種でも、前のオーナーの癖が残っていて、全く同じコンディションのものは一つとしてありません。

なので、こちらも初心者さんに「本体の良し悪しを見分けること」はまず不可能です。

その中で初心者さんでもできることと言えば、

「信頼できそうな、頼りになりそうな、”お店をさがして”ください。」

ということになるんですね。

“本体の良し悪しを見分けることより、お店を見分けることの方”が、かなり簡単です。

このカテゴリの記事の中に、

・信頼できそうな
・頼りになりそうな

お店の基準も書いています。よかったらご覧ください。

トランペットは、だいぶ機械化が進んだとはいえ、工程の多くは、「職人の手作業」に頼っている部分がまだまだ多いんです。

そして、そのトランペットに求められる精度は、髪の毛1本すらも入るすき間を許さないほど。

・ピストンですとか
・1、2、3番抜差管ですとか

は分かりやすい部分ですね。そんな超精密なものなんですから、いくら”熟練の職人が作った”としても、どうしても、「個体差」と言うものが出ます。

個体差と言うのは、

・同じメーカー
・同じ型番

であっても、ほんのわずかではありますが、「なり方」や「音程」に差が出るんです。

また、日本メーカーのヤマハですと、日本人の良いところである「集団で取り組む」と言う部分が出ていて、「品質を極力同じにしよう」と、日々努力しています。

なので、”特別抜け出たものはない”ですが、”特別劣ったもの”もないのです。

(とはいえ、安定した品質が認められ、ヤマハを使っている一流外国人奏者は多いですね)

なので、基本的に初心者さんなら管理人個人的には「ヤマハのトランペット」をおススメします。

対して、外国メーカーの場合、「個人」を大切にする文化が根付いていて、

(ちなみにトランペットの場合、”アメリカのメーカー”が一番日本に入ってきていますかね)

トランペットにも結構「個性」が感じられます。同じメーカーの、同じ品番でも。なので、「品質の安定感」は、さすがにヤマハには劣ります。

(つまりは品質にバラツキがあるという事です)

が、プロや上級のトランペット奏者の場合は、その「品質のバラツキ」を楽しんでいるような印象を受けます。

バラツキがあるという事は、相性が合わないトランペットがある反面、逆の言い方をすれば、

「ものすごく相性がピッタリのトランペットに出会える可能性もある」わけです。

プロや上級のトランペット奏者ならば、その辺の目利き力は持っていますので、外国製品を愛する方も少なくないんです。

そして、プロや上級のトランペット奏者が持っているものは「トランペット本体の目利き力」だけではなく、「ウデの確かなリペアマン(修理や調整をする人)」の情報もあるんです。

リペアマンと言うのは、フリーでやっている方も一部にはいますが、多くの方は「お店に雇われて」います。

となれば、「腕の確かなリペアマンがいるお店=信頼できるお店」と言うことにもなりますね。

(たまに、「リペア専門店」と言うのもありますが、主なお客さんはプロ奏者です。初心者さんはあまり大事にされない可能性があります)

管理人は、東京にトランペットを買いに行くことが多く、東京の楽器店なら、「信頼できるお店」と言うのは分かります。

(あえて名前は出しませんが)

地元の楽器店の時は、”修理”や”調整”に出してみて、その出来を見て「どのくらい信頼できるお店か?」を判断しています。

管理人も一応、自分なりの判断基準は持っています。が、

・自分と相性がいいか
・「悪くない」楽器か

位しか見る目は持っていません。いわゆる「アタリ」を見分ける目はさすがに持っていませんね。

なので、やはり「信頼できるお店かどうか?」を基準に、試奏だったり、購入だったりをしています。

また、

・トランペットの選び方が分からないとか
・良いものや悪いものの区別がつかない

と言う悩みは、「趣味で個人でやっている方に限定される」んではないでしょうか。

・吹奏楽をやっている学生
・音大生
・プロに教わっている方
・音楽教室で教わっている方

は、大概、指導者のアドバイスを受けて買っているでしょうから。

ただ、「指導者のおススメするトランペットは高くて手が出ない…。」なんていう話も聞きますね。

指導者と”指導者と仲良くしている楽器店”が、手を組んで、教え子に、

・「この楽器店から必ず買うように」とくぎを刺したり
・ひどい指導者になると、自分の仲良くしている楽器店以外のお店で買った場合「買い直しをさせる」とか

言う話もいまだに聞きます。

音大の生徒とか、吹奏楽をやっている学生の場合は、指導者が「絶対的な存在」なので逆らえませんが、

プロに教わっているとか、音楽教室で教わっいるとか言う場合で、

「この楽器店で必ず買いなさい(しかもやたらに高い楽器を指定。トランペットなら30万円オーバー)。」

とか言われた場合は、ロクなプロや音楽教室ではないので、とっととやめる事をおススメします。

改めて書きますが、初心者さんが、トランペットを買おうするのなら。とにかく、

「信頼できるお店」を見つけてください。これは新品にも中古にも言えることです。

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