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トランペットの選び方!初心者が失敗しない方法を徹底解説!

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

「ああ~、自分のトランペットが欲しいな~。」

  • どこかの教室でトランペットのレッスンを受けているとか
  • レンタルのトランペットで楽しんでいるとか
  • 学校吹奏楽部や一般吹奏楽団の備品のトランペットを使っているとか

していて、だいぶ吹けるようになって、「続けられそうだな」と手ごたえを感じると、「自分のトランペットが欲しい」という想いがムクムクと出てくると思います。

教室でトランペットを習っている場合は、先生に頼めば、選んでくれますね。

吹奏楽部とか吹奏楽団だとちょっと微妙です。

「トランペットを選べるだけの目利き力のある人がいるかどうか疑問」ですし、一緒に行ってくれる保証もないですし…。

で、「頼れるのは自分だけ…」という非常事態におちいった時の、トランペットの選び方を4つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

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トランペットを選ぶ事より”お店を選ぶ事の方”が大事です

もしあなたが、トランペット歴が浅く、それでも「マイトランペット」を手に入れようとしていて、

「”プロ講師やプロ奏者、またはトランペットに詳しい人”のような頼れる人がいない。」

と言う場合には、「トランペットをあなた自身が選ぶ」という事は、まず不可能です。

なので、

  • 頼れる人がいない
  • トランペットの選び方も分からない

となると、頼りになるのは「お店のスタッフ」という事になるんですね。

つまり、あなたがトランペットを選ぶ”目利き力”がない以上、「信頼できるお店を探す」しかないんです。

「信頼できるお店」を見つけることができれば、トランペット歴の浅いあなたでも、スタッフにその事を言えば、

  • トランペットの選び方や
  • オススメのトランペット

等を教えてくれます。

信頼できるお店を見つけることは、トランペットを選ぶよりもはるかに簡単な事なので、

「信頼できるお店を見つける」ことを第一に考えましょう。

では、「信頼できるお店の基準とは?」を次の章で書いていきます。

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信頼できるお店の基準とは?

信頼できるお店…、と言うよりは、「トランペットに詳しいスタッフがいるお店」と言った方がいいですかね。

下に書いた条件がそろっていれば、合格点と言えます。

  • お店全体、または1フロアの半分以上が管楽器(金管楽器、木管楽器)で占められている事
  • トランペットマウスピースの品ぞろえが豊富な事(ヤマハの11B4や14B4。バックの3C、5C、7Cくらいしか置いていないお店は”アウト”です)
  • 管楽器の修理工房(リペアルーム)がある事
  • スタッフがガツガツ売り込んでこない事
  • 何本か「中古トランペット」がある事
  • 試奏室から「上手い奏者の音」が聞こえてくる事

いろいろお店を見て回って、「声をかけてみようかな」と思えたら、スタッフに声をかけてみましょう。

「どのように声をかければいいのか?」を、次の章で書きます。

スタッフに声をかける時はこう言いましょう

まず、覚えてほしいのですが、声をかけたからと言って、

「買うんですかぁ~」

とか言われたり、ガツガツ売りこまれたりすることはありませんので、安心して下さい。

2021年現在、コロナウイルスの影響で、試奏をさせてもらえる店舗が少なくなっています。お店に行く前に電話などで事前に問い合わせてみる事をおススメします。

(予約すればOKと言うお店、購入を考えてもらわないと試奏は厳しいです…というお店など、対応が分かれています)

トランペットは、

  • 実際に試奏してみないと分からないもので
  • 試奏して合わないと分かれば、買わずに帰るお客さんも沢山いる事

は、スタッフも十分わかっていますので、買わずに帰っても、

  • お待ちしておりますとか
  • ご検討ください

と、ニッコリ送り出してくれる事がほとんどです。

では、”どう声をかけるか”を書いていきます。

「トランペットを欲しいと思っているのですが、初心者で何を買ったらいいのか分からないんです。近くに詳しい人もいなくて困ってます。どう選べばいいのか教えてください。」

と、声をかけてください。

スタッフがトランペットに詳しい方なら、

  • トランペット歴はどの位か?
  • どんな音楽をやりたいのか?

を聞いてくるはずです。

どんな音楽をやりたいのか聞かれたら、

「どんな音楽をやりたいのか、今は分からないんです。何にでも使えるような”平凡なモデル”ありませんか?」

と、聞いてみて下さい。

スタッフは悩みながらも、何本か候補を出してくるはずです。

そして、その候補たちは、多分あなたの予算をオーバーしているはずです(多分20万円~30万円位のものを持って来ています)。

なんですが、一応ためしに吹いてみましょう。そして、吹いた後で、

「このトランペット、いくらぐらいするんですか?」

と聞き、予算をあなたが考えていた以上にオーバーしていたら、

「もうちょっと安いのがいいんですが、ありませんか?」

と聞いてみて下さい。

というのも、値段の高いトランペットを吹いてから、値段の安いトランペットを吹くと、初心者のあなたでも、

「やっぱり値段の高いトランペットって、作りがいいな~。少し無理してでも買おうかな~。」

と思えて、実際あなたのその判断が正しかったりするのです。

違いが分からなかったら、値段の安い方を買っておけばよいでしょう。

「いや…、何本か出してもらって試奏とか言っても…。試奏って、トランペットを吹くんでしょ。そもそもロクに吹けないんだから、分かるはずがないでしょう?」

と、思えましたか?

次の章では「トランペットを吹けなくても、判断する方法」を書いていきます。

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吹けなくても その店のトランペットが良いモノか判断できる方法

この章では、トランペットを吹けないあなたでも、

  • そのトランペットが良いモノか
  • そのお店のスタッフは信用できるか

を見分ける方法を書いていきます。見分けるポイントはズバリ3点。

  • 試奏室に入ってからトランペットを持ってくるまでに数分~10分位待たされるか?
  • チューニング管が1㎝前後抜いてあるか?
  • ピストンはスムーズに動くか?

です。ちなみにこの3つを満たしていれば、その楽器店は信用できるでしょう。

試奏室に入ってからトランペットを持ってくるまでに数分待たされるか?

は、あなたが試奏できるように、トランペットを調整しているからなんですね。

逆に、すぐに持ってくるようなお店は、調整も何もしないで持ってきているので、「トランペットに関する知識がないお店」という判断ができます。

チューニング管が1㎝前後抜いてあるか?

これは、チューニング管の動きをあなたがチェックしやすくするために、抜いています。

全く抜かない状態で持ってこられた場合は、ここがスムーズに動くかチェックする必要があります。

スムーズに動かない場合は、やはりスタッフが「トランペットに関する知識がない」と判断できます。

ピストンはスムーズに動くか?

音階を変えるための3本のピストン。これを動かしてみて下さい。スムーズに動きますか? スムーズに動かなかったり、「シャカシャカ」音がして耳障りな場合は、スタッフがバルブオイルを塗っていません。

「ピストンにバルブオイルも塗らずに」あなたに試奏させているという事は、これもスタッフがトランペットに知識がない事を証明しています。

おさらいしますね。あなたが試奏する時に、以下の3点

  1. 試奏室に入ってからトランペットを持ってくるまでに数分~10分位待たされるか?
  2. チューニング管が1㎝前後抜いてあるか?
  3. ピストンはスムーズに動くか?

が、きちんとできていない場合は、いくらスタッフの愛想が良くても、

「出直してきます。」

と、言ってそそくさと店を後にしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。トランペットの選び方について、初心者さんが失敗しない方法について、

  • トランペットを選ぶ事より”お店を選ぶ事の方”が大事です
  • 信頼できるお店の基準とは?
  • スタッフに声をかける時はこう言いましょう
  • 吹けなくても その店のトランペットが良いモノか判断できる方法

の4つの項目に分けて書いてきました。

それから、「このメーカーのこのモデルがいいですよ~。」と言う事はあえて書きませんでした。

「このメーカーのこのモデルがいいですよ~。」

と言ったところで、

実際にあなた自身が手に取ってみてもらわないと、あなたとフィーリングが合うか分からないものなのです。

ですので、現物をみて、納得して選んでくださいね。

それから、やはり、できるものなら、トランペットを選ぶ時は、プロの講師や奏者、またはトランペットに詳しい人についていってもらってください。

決して安い買い物ではありませんので、後悔のないようにしてください。

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