スポンサーリンク

ブラスロックバンド「シカゴ」の魅力とは?お勧めの曲も紹介

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

「ブラスロック、ブラスロックバンド」
=管楽器のサウンドを”前面に出した”ロック、管楽器隊(ホーンセクション)を自前で持っているロックバンドの事。

ですかね。

  • 管楽器の入っているロックやポップス曲は山ほどあり
  • 管楽器隊を自前で持っている「ロックじゃない」バンド

も山ほどいるので定義はなかなか難しいんですが、この記事で言いたい事はそれではなく、

  • 吹奏楽の”クラシックぽさ”とか”健全すぎる”所に物足りなさを感じていて
  • でも「ジャズは難しそう…」と思っていて

それでも

「軽音楽やりたいな~」
「バンドにまざってみたいな~」
「でもトランペットしかやれないし~」

と言うあなたに向けて、その突破口になるであろう

「シカゴ」

と言うブラスロックバンドの魅力とおススメの曲について3つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

「シカゴの曲を演奏する」魅力とは?

「シカゴの魅力」を語る前に注意点がありまして、ネットやYouTubeで検索する時の検索ワードなんですが、

シカゴ バンド

で検索してください。「シカゴ」だけだと、

  • アメリカの「シカゴ」の紹介動画や
  • ミュージカルの「シカゴ」の動画が出てくる

場合も多いので。

それで「シカゴ」の演奏をコピーする魅力とは、ざっと以下の3つが挙げられます。

  1. 難易度が低い(特に初期の曲)
  2. 音域がきつくない(オクターブ下げてもそこそこ映える)
  3. クラシックをルーツにしている人の方がとっつきやすい

(逆にスイングジャズが得意な人には吹きにくさを感じる場面も多いです)

出版されている楽譜がないので、全パート”耳コピ”をしなくてならないんですが、耳コピさえできれば、やれる曲は多いです。

トランペットだけ耳コピして音源に合わせて吹くのもアリですし。

「サウンドが古くさい」と思う方もいるかもしれません。ですが令和の今となってはこの古くささが逆にオシャレに感じたりもします。

ちなみに、楽器の編成は、

  • トランペット
  • トロンボーン
  • サックス(アルトまたはテナー)
  • ドラム
  • ベース
  • ギター
  • キーボード
  • ボーカル

各1人ずつ、です。

それでは、シカゴの中でも特に耳コピおススメの曲を次の章で書きます。

スポンサーリンク

シカゴ「これから始めるのがおススメ」な曲

ズバリ、

  • 長い夜(25or5to4)
  • イントロダクション

の2曲から始めるのがおススメです。

  • あまり高音を使っていない
  • 複雑なフレーズもない
  • それでも「トランペットでロックをやっている」気持ちを味わえる

ので。

また、ビートも取りやすいのが良いところですね。8ビートで裏拍が取れなくても再現しやすいです。

この2曲ができたなら、他の曲をやってみるのももちろんおススメです。

ちなみにシカゴは今でも活動中のバンドです。なので最近の曲もあるのですが、初期の曲以外は演奏が厳しいと思えます。

その理由を次の章で書きます。

スポンサーリンク

シカゴの「初期の曲以外の演奏」が難しい理由

シカゴの初期の曲以外の曲って再現が難しい曲が多かったりします。

主な理由は、

  1. 管楽器隊の出番が少ない
  2. 音域が高くなっている
  3. フレーズが難しくなっている

ざっくり説明すると、

管楽器隊の出番が少ない

シカゴは初期こそ管楽器の出番が多かったですが、80年代(具体的には「ラヴ・ミー・トゥモロウ(シカゴ16)」以降)管楽器隊の出番は少なくなっています。

演奏する側としては、休符が続くわけで退屈ですね。

音域が高くなっている

管楽器隊のメンバーの腕が上がってくるにしたがって、演奏する音域も高くなっています。

フレーズが難しくなっている

細かい動きが増えたり、ニュアンスのつけ方が難しかったり、ただフレーズをさらうだけでは「なんか違う…」と思わせるフレーズがどんどん増えています。

難しいわりには、達成感が少ないというか、やりがいが少ないフレーズが多いです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

シカゴの魅力とおすすめの曲について

  • 「シカゴの曲を演奏する」魅力とは?
  • シカゴ「これから始めるのがおススメ」な曲
  • シカゴの初期の曲以外の演奏が難しい理由

の3つに分けて書いてきました。

トランペットを始めたきっかけはそれぞれだと思います。

今では(特に日本では)、吹奏楽やマーチングがきっかけだった方も多いでしょう。

「吹奏楽やマーチング一筋!全く飽きてないよ!」

なら、それはOKだと思います。

でも、

  • 吹奏楽やマーチングだけじゃもの足りない
  • なんていうか”健全すぎる”というか
  • トランペット吹いててもちょっとヤンチャしてみたい

と言う方もいるようです(管理人もそう思ったクチですし)。

実際、管理人もシカゴを耳コピ始めた時期ごろに、ロックやフュージョン系バンドから、

「管楽器の必要な曲があるんだけど、吹いていくれない?」

とお誘いがかかるようになり、世界が広がった覚えがあります。

ロックってジャズと違って、吹奏楽のスキルでもちょっとがんばれば出来るんですよね。

参考になればと思います。

タイトルとURLをコピーしました