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トランペットと出会ったきっかけは人それぞれ。
小さいころから英才教育を受けている方もいれば、大人になってからの方もいます。
また、クラシックトランペットで始めた方もいれば、ジャズトランペットで始めた方もいますね。
(外国に目を向ければ、ラテン、ワールドミュージックなどがきっかけの方もいます)
では、このブログの管理人=私はトランペットとどう出会ったか?
この記事では、管理人がトランぺットと出会ったきっかけを、4つの項目に分けて「完全な自分語り」モードで、書いています。
もしご興味がありましたらお付き合いください。
トランペットとの出会いは吹奏楽部でした
中学校で吹奏楽部に入るまでは、トランペットを吹いている自分なんて「想像さえ」していませんでした。
中学生の時、部活動に強制加入という(ブラックな)校則があったので、運動が苦手だった管理人としては、
「文化部でどこか良さそうな所はないかな~」
と考えつつ、放課後の校内をうろうろしていました。
すると、どこからか、
「ぶぉ~」とか
「ぴぃ~」とか
音が聞こえたので、その音のほうに行ってみると、そこが”音楽室”だったと。
(当時、音楽ど素人で感性も持ってなかった管理人には、正直「ぶぉ~」とか「ぴぃ~」としか聞こえませんでした)
それで、音楽室の中の人たちと目が合ってしまい、
- 「どう?なんか吹いてみない?」と誘われて
- トロンボーンやサックスなどを吹かせてもらい
- そこそこ音が出てしまったと…
ここからは”あるある”で、
- 「すご~い!才能あるんじゃないの!」と先輩方におだてられ
- 「明日も来なよ~!待ってるよ~!」と”仮入部期間終了の日”まで言われ続け
- さんざん持ち上げられ、おだてられ
結果、吹奏楽部に入部してしまいました。”あるある”な出会いです。
(それで、正式に入部を決めたとたん、先輩たちの態度がガラッと変わるのも”あるある”ですよね…)
ただ、この段階では、まだトランペットではなく別の楽器を吹いていました。
では、「なぜトランペットになったのか?」
次の章で書いていきます。
部長や先輩たちに「ハメられた」話
管理人はトランペットに落ち着く前に”サックス”を吹いていたんですね。
確か、本入部が決まる直前くらいに、サックスを吹いていた管理人に当時の部長(男子)から声がかかりました。
それで、
「なあ○○君(管理人の事です)、よ~く見てみろ、サックスは全員女子だ。」
「それで、君が今吹いているサックスも、ずっと女子が吹き続けてきたものだ。」
「つまり、君は楽器を通して女子と”関節キス”をしているわけだ。」
「で、どうかな?関節キスは恥ずかしいと思ったりしないか?」
と、畳みかけられ、管理人も思春期まっただ中でしたので、
「う…、それは確かに恥ずかしいかも…」
と思ってしまったんですね。そしてさらに部長が、
「○○君(管理人の事です)、トランペットをやる気はないか?見てみろ。全員男子だ!」
と言われ、管理人も
「あ…、んじゃ、やってみます。」
と返事をしてしまったんですね。それで、トランペットに転向しました。
後にわかった事なのですが、
- トランペット候補者がギリギリで入部を拒否した
- 理由は「先輩方が実は怖い人達ばかり」と知ってしまったから
- さらにサックスの希望者が急に出た(女子)
という事情があったらしく、
「あいつ(管理人)をなんとかトランペットにさせよう」
「あいつはトランペットパートの実態をまだ知らない…」
という事で、話がひそかに進んでいたようです。
ええ。見事にハメられたんです。
で、正式に入部した後、
「(当時の)吹奏楽部で一番怖い人達」
と言われていたトランペットパートの先輩方のもとで、それはそれは「厳しく」指導されました。”パシリ”なんかもさせられましたし。
(菓子パンやジュースなど買いに行かされました…)
トランペットはサックスと並んで、吹奏楽部の人気楽器ですよね。
希望してもなれない人も多いのに、管理人の場合は「希望してなかったのに押し込まれた」と言う珍しいパターンでした。
「そんなひどい環境で、なぜトランペットを続けたの?やめても良かったんじゃない?」
と、思われましたか?
その理由を次の章で書きます。
トランペットを「やめられなかった」理由
本当に、中学校吹奏楽部時代は、先輩が引退する「中学2年のコンクール後まで」しんどかった思い出しかないですね。
それでも続けてしまったのは、先輩以上に怖い”親”の存在があったからです。
とにかく厳しい人でしたので、「部活を途中でやめたい」なんて言ったら、
「ん?やめたい?!そんな根性なしに育てた覚えはない!」
ぐらいの勢いで怒ってくる厳しい親(毒親…)でしたので、その親に逆らってまでやめる度胸がなかったのと、
「マイ楽器」を買ってもらっちゃったんですよね。それもやめられなかった理由です。
なんですが、結局高校でも吹奏楽部に入る事になります。。
なぜか?その理由を次の章で書きます。
高校までトランペットを続けられたきっかけ
「もう吹奏楽なんで嫌だぁ!人間関係きついしクラシック系だからダサいし!」
と思っていた矢先の事、「スペクトラム」と言う”ブラスロックバンド”の存在を知ります。
- トランペットを「バリバリ」と鳴らす姿(吹奏楽の”お上品な吹き方”と違う…)
- 踊りながらトランペットを吹く(裏拍を感じつつ)
- さらには「トランペットをくるくる回して」いる
「え…トランペットでこんなカッコ良い事できるの?!」
感動しました。”こんなのやってみたい”と。
(そう簡単にできるものではないですが)
そこから他の「トランペットが入っているロック系、ジャズ系」のバンドやプレーヤー、
- シカゴ(ブラスロックバンドの代表)
- チェイス(オープンアップワイドのかっこ良さと言ったら…)
- メイナードファーガソン(スタートレックのテーマが有名)
なども聞き出して、一転、
「トランペット最高!やってて良かった!」
になったのです。
それで、
「吹奏楽は興味ないけど、トランペットを思いっきり吹ける場所は欲しいな~」
と、高校でも吹奏楽部に入りました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「トランペットとの出会いのきっかけ」をテーマに、
- トランペットとの出会いは吹奏楽部でした
- 部長や先輩たちに「ハメられた」話
- トランペットを「やめられなかった」理由
- 高校までトランペットを続けられたきっかけ
の4つの項目に分けて書いてきました。
管理人の場合、基本的に「成りゆきまかせ」で、正直、トランペットとの出会いとしては、決して良い形ではなかったです。
ですが、運よく「自分が本気でカッコ良い」と思える音楽や奏者に出会ったことで、何年も吹き続ける事になってしまいました。
人生なんてわからないものですね。
この記事が参考になれば幸いです。