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トランペットが緊張のため音が出ない!考えられる原因とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

トランペットって、緊張すると音が出せなくなる楽器ですよね。

ただでさえ音を出すのがシンドイ上に、1つの指使いでいくつもの音が出せるものだから、

「音を外した…」

と言って、心がヘコみやすい楽器でもありますし。

(また、音を外したら、お客さんにも、仲間にも1発でバレますし)

さらに、高音がたくさん並んでいるような曲をやらなくてはならない時なんか、泣きたくなりますよね。

そして、

「練習の時はできたのに、なぜ本番ではできなかった?!」

と言うのもありがちな楽器ですし、そりゃ緊張もします。

という事で、この記事では、トランペットで緊張で音が出ない原因や解決法について4つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

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緊張で音が出せなくなる「本当の原因」とは?

なんといっても「他人からのプレッシャー(という名の実は被害妄想)」ですよね。

本番や練習で音を外したら、メンバーや観客から

  • 笑われるんじゃないか?
  • 責められるんじゃないか?

とか、悪いイメージがあなたの心の中に「ムクムク」っと起こってしまえば、失敗できないプレッシャーから、

  • 体がかたくなり
  • 頭が真っ白になり

いわゆる緊張状態になってしまい、音が出せなくなる。

と言う状態におちいるのが”あるある”ですよね。

「建前の原因」を言えば

  • 楽器の状態がベストではない
  • 本番で「練習でやれた」時以上のパフォーマンスををやろうとしている
  • 本番で「100%の演奏」をやろうとしている

がありますが、結局この辺も元をたどれば、

  • 観客に笑われたくない
  • メンバーに失敗を責められたくない

と言う「想い」から始まっていることが多いです。

では、緊張を生むこれらの原因に対して、どうすれば少しでも緊張せずに済むのか?

を次の章で書いていきます。

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「自分ときちんと向かい合う事」から始めましょう

まずは、自分と「真正面から向かい合う事」を考えるようにしましょう。

  1. 自分自身を過大評価しすぎず
  2. 自分の今やれるレベルをきちんと把握
  3. 誠実に練習に取り組む

する事を心がけたいところです。そしてやるべきことをやって本番に臨み、

終わってしまった本番に対しては、きれいさっぱり忘れる。

ように心がけましょう。

「こんなはずじゃなかった」はありません。本番での演奏があなたの実力です。

これの積み重ねでしか、「トランペットを吹く時に、緊張で音が出ない」状態から脱出する方法はありません。

どうでしょう? ここまでを読んでいただいて、

「確かにそうだと思いますよ、でもね、そうは言ってもねぇ…」

と、モヤモヤした思いを持たれた方も多いんじゃないでしょうか。

という事で、そのモヤモヤの原因を次の章で書いていきます。

緊張をする時に見逃すことのできない外的要因とは?

特に「吹奏楽」で見がちなのが、

指揮者や指導者が「絶対権力者」として君臨し、恐怖と否定で奏者たちを支配する構造になっている。

状態ですよね。

  • 演奏者側の意見や反論を一切認めず
  • 演奏者側は演奏の否定はもちろん、下手をすると人格すら否定されかねない

当然、演奏者たちの間の人間関係もギスギスし、失敗を許されない空気にもなります。

社会人だったら「やめる」という選択肢があります。所詮趣味の世界ですし、他の楽団に行くという手もありますね。

では、学生さんならどうするか?

やめられるのなら話は簡単ですが、事情があってやめられない方もいるんじゃないでしょうか?

例えば、

  • まだやりきっていない、やめるのは悔いが残る
  • 楽器を買ってもらってしまって、やめるにやめられない
  • メンバー不足で引き止められてやめられない

など。

そんな場合はどうするか?

そのことを次の章で書きます。

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プロのレッスンを受ける事の重要性

あなたが「緊張して音が出なくなる」原因が、前の章のようなもので、

「やめるという選択をとれない(取りたくない)場合にどうするか?」

なんですが、こうなると「あなた自身が強くなる事」しか方法はありません。

強くなるとは、

  • トランペットの実力をアップする
  • 指導者の「否定攻撃に負けない」だけの知識をつける

ですね。

そのためには、「その道のプロに教わる」事をおススメします。

  • トランペットのプロ講師
  • トランペットのプロ奏者

です。できれば一流の方が良いですね。一流の方であれば、きっと、あなたが

「今まで教わってきたことは何だったんだ…」
「今まで、指導者に否定され続けてきたことは何だったんだ…」

と、がく然とするような理論や技術を教えてくれます。

レッスンも、基本的にあなたの良い所をのばす方向で行くので「否定的な言い方」はあまりされません。

そうするとどうなるか?

今まであなたが信じていた(従わされていた)指導者の”アラ”が見えてくるんですね。

そして、

「ああ…、この指導者も楽団(または吹奏楽部)をまとめるのに必死なんだなぁ…」

と、同情したくさえなってくるのです。

そうなると心に余裕が出てきます。

心に余裕が出始めれば、緊張するという状態から1歩、2歩と離れる事ができます。なので、

あなたが本気で「緊張して音が出ない」状態をなんとかしたいのならば、プロに習いましょう。

一流のプロと言っても、そんなにハードルは高くありません。なぜなら、

プロと言っても演奏だけで生活できている方はほんの一握りで、レッスンも重要な生活の手段

だからです。

どうしても、首都圏に偏りがちにはなるんですが、お金と時間を使う覚悟があれば、受ける事は不可能ではありません。

最後に

いかがでしたでしょうか。

「トランペットが緊張のため音が出せない」と言うテーマで、

  • 緊張で音が出せなくなる「本当の原因」とは?
  • 「自分ときちんと向かい合う事」から始めましょう
  • 緊張をする時に見逃すことのできない「外的要因」とは?
  • プロのレッスンを受ける事の重要性

の4つに分けて書いてきました。

管理人も、

  • 専門学校で一流のプロに教わり
  • その後も機会を見つけては一流のプロ(メジャーアーティストのCDなどの音源に参加しているレベルの方)

にレッスンを受けたり、話を聞かせてもらったりなどして、今の「あんまり緊張しない自分」を作ってきました。

もしあなたが、この記事で書いたような事が原因で、緊張して吹けない状態になっているのなら、プロに教わりましょう。行動することはとても大事です。

もし、緊張して音が出ないと言いながらも、

  • 原因を見つける
  • 自分と向き合う
  • プロに習う

のどれも、「そこまではちょっと…」と思ってしまったのなら、残念ですが「現状に甘んじる」しかありません。

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