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吹奏楽での悩みトランペット奏者あるある

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管理人、中学校の吹奏楽部でトランペットを始めてから色々ご縁がありまして、吹奏楽だけでなく、

  • ロック、ポップス系のホーンセクション
  • ジャズのビッグバンド
  • ジャズセッション
  • ジャズ以外のフリーセッション(ブルース、ファンク、ロックなど)
  • ピアノ伴奏でのソロ(クラシックから歌謡曲、童謡まで)
  • アニソンバンドのブラスセクション

など、いろいろやらせていただいております。

でも、吹奏楽も、無性にやりたくなる時があるんですよね。吹奏楽は「(吹奏楽)オリジナル」からポップスまで幅広くやれますし、

(吹奏楽以外のバンドだとジャズだけとか、ロックだけとか、やれる音楽が限られるので)

吹奏楽独特の「ベルベットサウンド」が恋しくなった時なども、演奏しに行きます。

ただ、その反面、吹奏楽って管理人個人的に「面倒だなぁ…」と思う事も多いバンド形態でもあります。

特に人間関係の面倒さは、他のバンドと比べても目立って多い印象があります。

  • 指揮者という絶対権力者の存在
  • 人数がそもそも多いですし
  • 良くも悪くも”マジメな人”が多いですし

ジャズやポップス系のバンドのように「テキトーでいいんじゃね?!」と言う”遊びの部分”が少ないんですよね。

それと「音楽」をやるよりも「団内政治」に熱心な方も多いですし、

(幹部のご機嫌取りにはしり、幹部になって団員の人事権を握り、選曲権を握る。学校への外部指導者のコネを作る。時には”派閥”なんて言葉も出てくる)

「いやぁ…、趣味の演奏の場に来てまで、サラリーマンみたいな事してんの?ご苦労な事で…。俺はそういうのは本業だけで十分だなぁ」

と、思いながら参加していた事もあります。

でも、社会人吹奏楽団の場合は、「合わないと思ったら、さっさとやめて、別の吹奏楽団を探せば良い」わけです。

社会人吹奏楽団はたくさんありますから。他を探せば良いだけですし、また、普通に暮らしてて、

「やめた吹奏楽団のメンバーと、しょっちゅう顔を合わせる」

なんてことは、まずありません。

くらべて、「学校の吹奏楽部」はどうか?

  • 一度入ったら、やめるのが難しい吹奏楽部がある
  • 校則で「部活に入る事が強制されている学校」がある
  • 吹奏楽部をやめても、学校内で吹奏楽部員と顔を合わせる事は多い
  • 顧問の先生と学校内で会う事も多い(最悪、担任だったりする)
  • もしも高価な楽器を買ってもらった後に「やめたい…」と思ったら…

社会人吹奏楽団に比べると、始めるにしても、やめるにしても、ハードルめちゃくちゃ高いですよね。

それに学校の吹奏楽部だと、

  • 吹奏楽コンクール
  • アンサンブルコンテスト

へは、ほとんどの学校が参加しているでしょう。

そして、だいたい部活で一番、人間関係でもめるのは、”吹奏楽コンクール”や”アンサンブルコンテスト”の時期あたりですよね。

  • 「もっと頑張ろうよ!」派と「もうこれくらいでいいでしょ…」派に分かれる
  • コンクールメンバーを選ぶ基準を「年功序列制にするか」、「実力重視にするか」で分かれる
  • 「仕上がってない人」への視線が冷たくなる
  • 「初コンクール出場組」はプレッシャーで精神がやられがち
  • 「不本意な結果」になった場合、最悪、責任のなすりあいになりがち
  • 顧問の先生に怒鳴られながら指導をされるとトラウマになる

で、上手くまとめられる人がいないと、人間関係が悪くなり、コンクールの成績にも響き、全員が嫌な思いをする。

管理人も、この辺はひととおり経験していて、専門学校で「吹奏楽以外のトランペットを使う音楽」に触れた時、その自由さに、

「ああ~!バンドっていいもんだなぁ~!!」

と、心底楽しく音楽をやり始めた覚えがあります。

実際に

  • 譜読みのやり方だとか(吹奏楽部時代はきちんと教えてもらえなかった)
  • 楽譜を見失わない方法だとか
  • ほぼ初見くらいで、曲を「人前で聞かせられる状態」に持っていく方法だとか
  • リード譜(メロディとコードだけが書いてある楽譜)でアレンジを仕上げる方法
  • 本番での進行変更(ソロひとまわし延長とか、サビ数回延長とか)に対応するスキル
  • 最終リハーサルでのキー(調)の変更(「半音落として~」とか言われます)

等は、専門学校でプロの先生から初めて教わったスキルで、そのスキルがある”今”だからこそ、吹奏楽の面白さを再確認し、楽しんでやれるようになり、

  • 吹奏楽での「何回も譜読みをさせてもらえる状況」なら、本番では緊張しなかったり
  • 吹奏楽のステージでは「高音を外す事」は、まずなかったりだとか
  • 簡単なポップスぐらいなら「楽譜(本番)当日渡し」でも、なんとか形にできたりだとか

おかげさまで出来ております。

でも、吹奏楽で吹いていると、トランペット歴を「吹奏楽で始め、吹奏楽で終わる方」を当然目にしています。

そして、本番を直前にして、緊張している方も見かけますし、大事な場面で音を外したりして、悔しそうにしている方も見かけます。

このカテゴリでは、「吹奏楽しか経験していない人」にはわからない、吹奏楽の本番で、

  • なぜ緊張するのか?
  • なぜ本番で演奏が崩れるのか?

の理由と、そして吹奏楽にどうしてもついてまわる「独特の人間関係」への対処法などを書いています。

どうぞご覧ください。

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