スポンサーリンク

トランペット中古品を買う時の注意点!初心者の声に答えます

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

「トランペットを趣味で始めたい!」

と思い立った時に、真っ先に「どんなトランペットがあるのかな~」とネットで調べると思います。

で、その値段を見て「高っ!」と思うわけですね。その後、

  1. 激安トランペットを買おうと考えるか
  2. ヤマハやバックなどの有名メーカーの中古トランペットを買おうと考えるか
  3. あきらめる…か

の、3通りに分かれるんじゃないかと思います、それで

1.激安トランペットを買おうと考えるか

は、管理人はおススメしません。それなら、

2.ヤマハやバックなどの有名メーカーの中古トランペットを買おうと考えるか

の方がまだマシなわけでして。

この記事では、初心者さんが「トランペットの中古品を買う時の注意点」を4つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

初心者さんが”絶対に手を出してはいけない中古品”とは

勘のいいあなたなら、もうお気づきでしょう。

初心者さんが「絶対に手を出してはいけない中古品」とは、

「現物を見ることができない中古品」

です。具体例をあげると、

  • ネットショップの中古品
  • ネットオークションの中古品
  • フリマアプリの中古品

のようなものですね。

本当に、絶対に手を出してはいけません!

(どうしても、これはキツめの言い方になってしまいます…)

あれは、

  • 腕のいいリペアマン(トランペットの修理や調整をする人)を知っているとか
  • ネットでなければ出てこなそうな「レアもの」のトランペットが出ているとか

そういう事情を持っている「トランペットに詳しい人間が手を出すもの」です。

某オークションサイトで「有名メーカーの安い中古トランペット」が出ていたりしますが、あれも、

  • リペアマンを知っているとか、修理や調整をできる店を知っているとか
  • 落札している人間がリペアマン本人だとか(修理、調整の練習用に使う)
  • 「修理、調整をして売り物にできる自信のある」販売店や業者

が、落札している事が多いです。

管理人も「美品」とタイトルに書いてあったトランペットをネットで手に入れたら、

  • へこみだらけ
  • ベルに歪みあり
  • 大きな傷アリ

というものを手に入れた経験があります。

正直言って、この記事を書くために手に入れたトランペットだったので、

「ま、こんなもんでしょ。」

と、最初から期待はしていませんでしたが、初心者さんだったらダメージ大きいでしょうね…。

と言うことで、初心者さんが中古品を手にする場合は、

  • 現物を確かめられる環境で買う(お店に行く、知り合いから譲ってもらう)
  • ネットでは絶対に買わない

は守ってください。絶対の絶対に!です!

とある映画で、ボロボロの中古楽器を「自動車修理業者の兄弟が直す」なんていうシーンがありますが、

あれは、完全にファンタジーですから!

スポンサーリンク

中古品を買うなら、「品物よりも店」を見ましょう

初心者さんが中古トランペットを買うなら、「現物を見て買う」は絶対条件です。

とはいえ、初心者さんに、中古トランペットの「良し悪し」を判断するのはまず不可能…。

「トランペットに詳しい人」に一緒についていってもらうのが一番なんですが、それが「無理」と言うあなたは、

とにかく”信頼できるお店”を見つける事を考えてください。

次の章で、「管理人が思う、信頼できる”トランペットを扱う中古楽器店”の条件」をあげていきます。

信頼できる”中古楽器店”の条件とは?

この章では、信頼できる”トランペットを扱う中古楽器店”の基準を書いていきます。

まず第一に覚えていてほしいのが、

  • お店の大きさや
  • お店の名前(ブランド)は関係ない

と言うこと。

  • あなたでも聞いたことがあるような有名な名前のお店とか
  • 全国展開しているとか
  • 複数店舗を持っているとか

その辺には惑わされないようにしましょう。意外と「こじんまりしている楽器店」の方が信頼できたりします。

それで、「具体的にどのポイントを見るか」ですが、まず店員さん編として、

  • お店にトランペットに詳しい店員さんがいるか
  • あなたの「どんな小さな不安、質問」にも答えられるリペアマンがいるか
  • 店員さんと話していると「トランペットへの熱い思いや愛情」を感じられるか
  • 店員さんが愛想良すぎないか(無愛想なのも問題ですが、愛想良すぎも問題です)
  • トランペットを扱う時に白手袋をしている事

お店の雰囲気編として

  • お店全体の最低4分の1は金管楽器(トランペットに限らない)で占められている
  • 何階もあるお店の場合は、1フロアの最低2分の1は金管楽器で占められている
  • “常連さん”のような人がいるか(初心者さんにはハードルが高いですが、大事な要素です)
  • お店に清潔感があるか(建物自体や内装は関係なく、きちんと清掃、整理整頓されているか)
  • 「調整中」と書かれたトランペットがあるとさらにいいです

また、品ぞろえ編として

  • 品数が多いにこしたことはないですが、品数が少なくても「大事に保管されている雰囲気」があればOK
  • 「レアもの」や「高額なトランペット」ばかりが置いてある店は”目利き力のある方”向きです
  • 「ヤマハ」や「バック」のようなメジャーブランドからマイナーブランドまでまんべんなく置いているお店はOK

です。

スポンサーリンク

お店を見つけたら、勇気をもって試奏をしましょう

「いや!そもそも吹けないんだから、試奏って言われても…ねえ…。」

と、言いたい気持ちは分かります。なので、初心者のあなたでもできる「試奏のポイント」を、紹介します。

まずは、勇気をもって、

「私は初心者です。トランペットの事をよく知りません。でも、予算がなくて中古を買おうと思いました。アドバイスを頂けませんか?」

と、店員さんに話してみて下さい。

  • 「初心者さんなら、新品を買った方がいいですよ。」
  • 「それじゃあ、いくつか見つくろってみましょうか。」

の、どちらかを言ってくれるお店なら、信頼していいでしょう。

例えば、あなたの知らないマイナーブランドのトランペットを持ってこられたら、

「このメーカーはどういうメーカーですか?」

と聞いてみましょう。店員さんがスラスラ答えられたら、信頼できるお店です。

逆にNGなお店は、

  • 店員さんに鼻で笑われたり
  • やたら高い(20万円以上のトランペット)ばかり勧めてくる

ですね。そういうお店なら、話をそこそこに「出直します。」と言って、逃げた方がいいです。

で、吹けなくても、最低限、ピストンを動かすくらいの事はしましょう。

それで、ピストンを動かして”シャリシャリ音を立てて、ピストンを動かしにくい”トランペットを持ってきたら、

そもそもが、

「トランペットのピストンにバルブオイルをさしていない=試奏できる状態にして持ってきていない」

ので、

そのお店は、買うにも値しない”お話にもならないお店”と言えます。

こういうお店も、「出直します。」といって逃げた方がいいでしょう。

(こういうお店に限って、ガツガツ売り込んでくるんですよね…)

最後に

いかがでしたでしょうか。「トランペットの中古を買う時の注意点」をテーマに、

  • 初心者さんが”絶対に手を出してはいけない中古品”とは
  • 中古品を買うなら、品物よりも店を見ましょう
  • 信頼できる”中古楽器店”の条件とは?
  • お店を見つけたら、勇気をもって試奏をしましょう

の4つの項目に分けて書きました。

一応、中古トランペットの選び方を書きました。が、初心者さんなら、新品を買う事を管理人は”正直”、おススメします。

ヤマハの一番下のグレードなら、新品と中古で2万円位しか違いませんから。

中古の2万円安い分は、”部品に早く寿命が来る”ので、その分の交換修理費(主に工賃)を考えると、結局新品と差がなくなるんですよね。

なので、結局、”中古トランペットを選ぶ”のって、ある程度知識のある人が、「あえて選ぶもの」なんです。

覚えておいてください。

タイトルとURLをコピーしました