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腹式呼吸の息の吸い方!胸がふくらむのは悪い事じゃないです

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この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

あなたは、

「ほらぁ!胸が膨らんでる!腹式呼吸だからね!胸膨らんじゃダメだよ!」とか、
「動かすのはおなかだけ!わかったぁ!」

とか言われて、どうにかこうにか、

「胸を膨らまさずに、おなかだけを膨らまして腹式呼吸をする練習」を一生懸命やっていたりしますか?

さらにその前に、トランペットを吹く時に

「なぜ腹式呼吸じゃないとダメなのか?」

なんてことすら考えられない状況におちいっていませんか?

トランペットを吹く時に「なぜ腹式呼吸をオススメされる(腹式呼吸じゃなきゃダメではないので誤解なきよう…)」のか?

この答えが分かれば、腹式呼吸の時に胸を膨らますのは

  • アリか?
  • ナシか?

の答えも分かってくるのです。

この記事では、その答えについて3つの項目に分けて説明しています。

どうぞご覧ください。

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なぜ腹式呼吸をするのか?を考えてみる

まず、腹式呼吸をやっていて胸が膨らむというのは、「アリ」です。

そもそも空気を取りれる「肺」と言う臓器が胸にあるんですから。

では、なぜ腹式呼吸をするのか? なぜ腹式呼吸がこうもオススメされるのか?と言えば、

「腹式呼吸の方が、胸式呼吸よりも”より多くの空気を取り入れられる”」

と、一般的に思われているからですよね。

“より多くの空気を取り入れる”のが目的ならば、おなかだけを膨らませるより、

おなかを膨らまして”肺にある程度の空気をため込んだ”後、胸を膨らませる。

この方法の方が、より多くの空気を取り入れることができます。

なので、腹式呼吸をやっていて胸も膨らむというのは、「アリ」なのです。

逆に「胸を膨らましちゃいけない」っていう方が不自然ですよね。

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そもそも腹式呼吸とは?をざっくりと説明

ではここで腹式呼吸のおさらいをしておきましょうか。かなりざっくりとになりますが。

あなたの体に空気をため込む「肺」と言う臓器は、周りの筋肉の力を借りないと、空気の出し入れができません。なので、

  1. おなかの近辺の筋肉の力を借りたり
  2. 胸の近辺の筋肉を力を借りたり

して空気の出し入れをしているわけです。で、

  • 1番が一般的に腹式呼吸と呼ばれており
  • 2番が一般的に胸式呼吸と呼ばれている

わけです。活字で説明できるのはこれが限界ですね。本当にざっくりでスミマセン。

なぜ、ざっくりとしか説明しないかと言うと、管理人が

  • あなたの体つきや呼吸の状態と
  • トランペットを吹いている時の姿勢

を見ていないからなんですね。見てもいないのに、

「ほぉ~、あなたは息を吸う時、胸が膨れているんですかぁ~。じゃあ腹式呼吸ができてないですね~!」

と断言してしまうのは、とても危険な事だからなんです。

これ以上詳しく説明をして、万が一”あなたに誤った解釈をさせてしまった”時、

下手すれば、あなたの「トランペット奏者生命を終わらせること」にもなりかねないので。

で、「腹式呼吸をした時に胸も膨らんでしまうんだけどいいの?」に関しては、全然OKです。

また、逆にあなたが「胸を膨らませない方が呼吸が楽~♪」と思っているのなら、そちらでも全然OKなんです。

要はあなたが

「トランペットを吹く時に、いかに楽に呼吸をするかを追及しましょう」

って言うことなんですね。

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“腹式呼吸をすること”自体が目的にならないようにしましょう

トランペットを吹く時に、腹式呼吸をすると言うのは、

  • よりトランペットを響かせたいとか
  • より長いフレーズを吹きたいとか
  • より高音を安定させて吹きたいとか 等々…

をするための手段であり、また多くの答えの中の一つにすぎません。

腹式呼吸で胸を膨らませない事にこだわるあまり、トランペットが上手く吹けなくなったら本末転倒です。

もしあなたが、「ひょっとして私、腹式呼吸ができていないのかな…」と思っていても、

  • あなた自身の出しているトランペットの音色に満足している
  • 合奏やセッションなどで、不自由、不便を感じていない
  • 高音など技術面で困っていることがない
  • 将来、音大に行くとか、プロのトランペット奏者になるとか全く考えていない

のなら、特に直す必要もありません。胸が膨らんでしまおうがなにしようが。

ただし!

  • 将来音大に行くとか
  • 将来プロのトランペット奏者になりたいとか

で、呼吸法も含めてフォームをきちんとしたいと思っているのなら、

  • プロのトランペット講師や
  • プロのトランペット奏者に

しっかりとレッスンを受けてください。自己流でやる痛い目にあいます。

この事に関してはここくらいまでが限界ですかね。なので、逆を言うと、

「腹式呼吸とはこういう姿勢で、こういう風におなかを膨らまして、こう吐きましょう。」

と言うように、

「1つのやり方を絶対に正しいかの様に、”細かく活字だけ”で書いている」

人の記事は、あまり信用しない方がいいと思います。

画像つきが最低条件。できれば動画を付けて説明しているのがいいですね。

もちろん、それは、私の記事も例外ではなく、あなたにとって私の記事の内容が、

  • 信用できないとか
  • 合わないとか

言うのであれば、即、このページを閉じてください。医者と同じで「セカンドオピニオン」は大事です。

最後に

いかがでいたでしょうか。

「腹式呼吸で胸が膨らんでしまうのって悪い事なの?」をテーマに、

  • そもそも腹式呼吸とは?をざっくりと説明
  • なぜ腹式呼吸をするのか?を考えてみる
  • “腹式呼吸をすること”自体が目的にならないようにしましょう

の3つの項目に分けて書いてきました。そして、最後になんですが、

「これは意識した方がいいかなぁ…」と思えることを書きます。それは、

息を吸うときに「肩に思いっきり力を入れて、さらに肩を上げる」のは、できればやらない方がいいかな。と思います。

そして、肩をあげて息を吸うやり方になってしまっている人に、少なからず関係あるのが

「腹筋運動をやっているか?やっていないか?」

管理人が見てきたなかで肩をあげて息を吸っている人に話を聞いたら、腹筋をガッツリしている人が多いですね。

回数にすると50回~100回。もしくはそれ以上やっている場合が危ないです。

腹筋運動で鍛えられる筋肉って、腹式呼吸で使う筋肉とはちがうんですよね。

その筋肉を鍛えてしまう事で、かえって腹式呼吸の邪魔になってしまうことがあるんです。

もし、なんですが、

「腹式呼吸をしようとしておなかがつっぱって上手く使えない、そしていつの間にか肩をあげていた」

と言うのであれば、腹筋運動をやめることで解決する確率は高いです。

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