トランペットの音色を良くする為に!あなたに欠けているもの

「トランペットの音を良くする」ために必要なものは何でしょうか?

ロングトーン?バズィング?教則本をさらう?腹筋運動?ランニング?水泳?その他もろもろの練習?

そして「たくさん”吹いて練習”しているのに」いつまでたっても良い音が出なくて…、

そのうち、唇の形だ、顎の形だ、歯並びだ、体格だ、腹式呼吸だ、とか言い始めて、しまいには「持って生まれた才能」とか言い出しちゃったりして。

「これだけ練習しているのに何で良い音が出ないんだ…orz」とぐるぐる悩み、
「私には、俺には、才能がないんだ…」とか自己嫌悪におちいっちゃたりして…。

わかりますよ~その気持ち。管理人も、

「ひでぇ音だな、おい!」とか「騒音ばら撒くなww」とか言われましたし(泣)。

ええ!中学校の吹奏楽部時代に(この”吹奏楽部”っていうのが重要です)。

あなたが「トランペットの音色を良くする」ためには、練習や口や体の事、そして持って生まれた才能なんかを語る前に、

・欠けているもの
・気にすること

があるんです。それは”あなたがトランペットを吹いている環境”。

この「トランペットの音色を良くするには」のカテゴリには、技術的なものも書いていますが、それは”あなたがトランペットを吹いている環境”が整っていることが大前提なんです。

ここであなたに問います。今、あなたがトランペットを吹いている環境で、

1.あなたがお手本にできるような”良い音”を出しているトランペット奏者はいますか?
2.あなたにとって”良いトランペットの音”と思える音にふれる機会はありますか?

そして

3.あなた自身が「どこまで本気で良い音を出そう」と思っていますか?

最低、この3つの”環境”があなたのまわりに揃わないと、ハッキリ言いますが、どれだけ練習してもムダです。

1.あなたがお手本にできるような”良い音”を出しているトランペット奏者はいますか?
2.あなたにとって”良いトランペットの音”と思える音にふれる機会はありますか?

上の2つに関しては、「あなたの耳をきたえる」ためのものです。

“良い音を聞き分ける耳”を持っていない人に、良い音を出せるわけがないんです。

・トランペットの良い音を聞き
・頭の中でイメージして

練習することで、はじめてあなたの体が「トランペットでよい音を出すために」動くわけですから。

なので、吹くよりもまず、良い音に触れる事、つまり「聞く事」の方が何倍も大事なんです。

そして、この基本的なモチベーションを持つために必要な事が、

3.あなた自身が「どこまで本気で良い音を出そう」と思っていますか?

になります。

正直に言いますと、「吹奏楽を中途半端にかじっている」人が、一番このモチベーションが低いですね。管理人が見てきた限りでは。

・中学や
・高校や
・(一般)大学で

「吹奏楽部に入っていました。経験者です。」と言う人は、そこそこ吹けるようになっている分、

・音が出せるだけで満足~♪
・良い音?別にこれ以上興味ないよ~w

と言う方が多く、

意外と個人で音楽教室や、プロの先生について習っている人の方が、こういう「中途半端な吹奏楽経験者」を追い越して、良い音を出せる人が多かったりするんですね。

なので、

・”良い音を聞き分ける耳”をそもそも持つ気がない
・”本気で良い音を出そう”と思っていない

のなら、このカテゴリの記事を見てもムダだと思います。

・そもそも文章だけで伝えられる事には限界がありますし
・あなたの求める「全ての答え」が載っているわけでもありません

この記事をきっかけにして、あなた自身に行動をしてもらわないと、どうにもならないんですね。

また、記事を見てもらうと分かるんですが、ほとんどの結論に

・プロトランペット講師か
・プロトランペット奏者に

教わってください。と書いています。つまり、

「本気でトランペットで良い音を出そうと思ったら、それ相応の行動をしなくちゃいけない」

と、いうことなんです。

特に「中途半端に吹奏楽をかじっている経験者」はこの辺の行動が鈍いです。

逆に「個人でトランペットを上手くなりたい」と思っている方はチャンスですね。

吹奏楽経験者は、基本的に吹奏楽しかやりたがらないし、単独行動を怖がります。

「本当に良い音を出している」トランペット奏者は、吹奏楽以外の世界にいるほうが圧倒的に多いですから。

・オーケストラ
・ブラスアンサンブル
・ブリティッシュブラスバンド
・ジャズやフュージョン
・ロック
・ポップ
・ラテン

などなど。単独行動ができるなら、こういう音楽に触れられる機会は多いです。

おさらいしましょう。このカテゴリには、「トランペットで良い音を出すために」必要な技術的な事を、”ある程度は書いています”が、

1.あなたがお手本にできるような”良い音”を出しているトランペット奏者がいる
2.あなたにとって”良いトランペットの音”と思える音にふれる機会がある
3.あなた自身が「本気で良い音を出そう」と思っている

この3つの環境が揃わないと、ほぼ役に立たない内容ばかりが書いています。

「なんだぁ、そんな記事なら別に読む必要ないよ。他のサイトを見に行く。」

と、思えるなら、即このブログを閉じてください。遠慮はいりません。

「試しに一記事位読んでやろうかな」

と思えたら、読んでみて下さい。それで、つまらなかったら、遠慮なくブログを閉じてください。

では、どうぞ。

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