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「トランペット上達のコツって何かあるの?」
「練習方法があるなら知りたいなぁ…」
管理人含め、こう思っている方は多いんじゃないかと思います。
- 上達はしたいけれど…
- (事情があって)上達しなくちゃならないんだけど…
でも、どんな練習をすれば良いのかが分からない。
- 曲の楽譜はあるし~
- 教則本もあるし~
やらなきゃいけない事はあるはずなんだけど、どこから手をつければ良いのかと悩む。
中高吹奏楽部時代の管理人(勉強嫌い)がそうだったんですけど、あの感覚っていうのは、
勉強机で、宿題を前にして「頭がフリーズする感覚」に似てますよね。
この記事では、その悩みの解決法含め、トランペット上達のための「考え方や練習方法」について3つの項目に分けて書いています。
どうぞご覧ください。
トランペット上達のための練習とは?の前に
「トランペットを上達できるかどうか?」って、結局「いかに挫折しないで続けられるか?」にかかっているわけで、
- 音を出せる場所が有るか無いか?とか
- 続けるための人間関係(友人、知人、家族、仲間、親戚など)に恵まれているか?とか
- 経済的なもの(楽器を買う費用、維持する費用など)に恵まれているか?とか
この辺の細かい事情はあげればキリがないですが、その辺も込みで、
あなたが、どれだけトランペットを吹く事が好きか?
にかかっているんですよね。
- 好きであればなんだかんだあっても続けられるし
- 「本当は嫌い…」ならば、何か”いいわけ”を見つけては挫折するだろうし
社会人でやっている方なら、自分で「やる!」と決めてやっていると思いますので、練習方法も比較的みつけやすいと思います。
問題なのは、「学生さん(特に吹奏楽などの部活でやっている方)」ですね。たまに見かけるんですよ。
本当はあんまり好きじゃないんだけど、
- 学校の校則で部活動への入部が強制なので「仕方なくやっている」
- 吹奏楽部への勧誘の強引さに負けて「仕方なくやっている」
- 内申書を良く書かれたいので「仕方なくやっている」
- 実はすぐにでもやめたいが、やめさせてもらえず「仕方なくやっている」
など。
本当はやりたくないんだけど、いろいろ事情があって、
- やめられない
- 逃げ出せない
- どうしても上達しなければならに状態に追い込まれている
なので、「仕方なくやっている」と言うパターン、ですね。
さて、「では、そんな状態でどう練習すれば良いの?」と言う話になるわけですが、
それを次の章で書いていきます。
反復練習のススメ
それでは、結論を言いますと、
- 仕上げなくていけない曲がある場合はその曲を反復練習する
- 仕上げなくてならない練習曲がる場合、その曲を反復練習する
です。
たぶん、やらなくちゃならない曲だとか、練習などはあると思うんです。
でも、それらを前にしても、なんかやる気が起きないというか…。
- 自分の今のやり方で正しいのか?とか
- 本当に上達するのかなぁ…
など、雑念が入ってやる気が起きないというパターン、あると思うんですよね。
こんな場合は、できるだけ考えようとせずに、機械的な反復練習をする方がおススメです。
苦手な場所を中心に”テンポを落としても良い”ので、何度もくりかえし練習する。
出来ないところばかりやっていると”心が折れる”ので、たまには「すでに出来ている」ところもやる。
- 出来ないところ
- できるところ
の練習の比率は8:2くらいでやるようにすれば良いでしょうか。
そして、ここからが重要なのですが、できれば、
「あ、前よりも”ほんの少し”だけど、出来るようになっているかな。」
と、自分で自分をほめながら進めていくようにした方が良いでしょう。
(「なんでこんなにできないんだろう…。私って…」と思いがちでしょうが、そこを少しでも考え方を変えて。ですね)
次の章で、「なぜ、このように練習を進めていくのが良いのか」について書いていきます。
「好き!」から始められる事はレアケース
トランペットに限らず、はっきりと「好き!」と思って物事を始められるケースって、かなり珍しいんです。
最初は、
- 「ちょっと面白そうかな」とか
- 気がついたら巻き込まれてた
と言うパターンで始めて、
- 褒められる
- (良い意味で)少し調子に乗る
- 意欲がわく
- 自分で課題を見つけられるようになる
を、くりかえすことで出来ていくものです。そうやっていく中で、徐々に自信がつき、万が一、
笑われたり、否定される場面がちょっとくらいあっても、折れない心
が出来ていき、より好きになっていくわけです。
- 「好き」からスタートできる事もレアケースなら
- 最初から「折れない心を持っている」事もレアケース
なんです。
なので、できれば、周りの人たちに褒めてもらうのが理想なんですが、ほめてくれる人がいない事も最近は珍しくないので、
(自分が大好き、自分をほめてほしい人が多い=「他人の事に興味がない人が多い」ので)
「自分で自分をほめてほしい」わけです。
難しいかもしれませんが、ちょっとがんばってみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
トランペットを上達させるための練習とは、結局の所”こう”です。
と言うテーマで、
- 「トランペット上達のための練習とは?」の前に
- 反復練習のススメ
- 「好き!」から始められる事はレアケース
の3つの項目に分けて書いてきました。
まとめると、
- 上達の近道は好きになる事
- でも(何らかの事情があって)仕方なくやっている人もいる
- 何の練習をすれば良いかわからない…
- 反復練習がおススメ
- 「好き」からスタートできることはレアケース
ですね。
あと、
- ちょっとがんばれば越えやすい課題を作る
- それを1個ずつクリアする
をくりかえせば、「好き」へ近づけます。
ご参考になれば^^