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トランペットは前歯が差し歯でも吹ける?管理人の場合を紹介!

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

「トランペットは前歯が差し歯でも吹けるの?」

・これからトランペットを始めようとしている方
・今、ある程度吹けていて、何らかの理由で差し歯を考えている方

不安に思っているのではないでしょうか?

ただし、「私、差し歯ですよ」と教えて下さったプロの方を、管理人は何人か知っています。

しかし、

  • どんな原因で差し歯にしたのか?(事故だとか、ころんだとか)
  • どんな状態になったか?(歯だけを折ったか、歯ぐきまでダメージを受けたか)
  • どんな治療をしたか?

と、そこまで詳しい話を聞いてこなかったんですね。

という事で、この記事では、管理人自身の体験談がほとんどとなっています。

(管理人も上前歯が1本差し歯です)

これを参考にしていただきつつ、考えて頂ければと思います。

どうぞご覧ください。

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管理人が前歯を差し歯にした時の状況とは?

まずは管理人が”前歯を差し歯にした理由”なんですが、すごく派手に転んで前歯を折ってしまったんですね(汗)。

そして、以下が、どんなコンディションになったか?です。判断材料の一つにしていただければ幸いです。

  1. 折ったのは、上の前歯の1本。上半分くらいが残りました
  2. 歯の根っこ(歯根)と歯茎はダメージなし
  3. 上あごの骨もダメージなし
  4. 上唇を横に1センチほど切った(歯がめり込んだので、深さは”そこそこ”です)
  5. 奇跡的に欠けた前歯が虫歯にならなかった

当時は特に支障もなく日常生活を送れていました。

なので、消毒だけをして、唇を縫ったりなどの治療もせずに放置していました。

そして、この「2年後くらい」に、吹奏楽部でトランペットを吹き始めます。

それで、トランペット歴1年半くらいの時に、本当に”思い付き”で、差し歯を入れました。

その時に、どんな方法で差し歯を入れたか?と言うと、

  1. 前歯の欠けた部分を「歯根」を残して完全に削り取る(歯の土台だけを残しました)
  2. 歯の神経を抜く
  3. 歯根の中をドリルで穴をあける(広げる?)
  4. (穴をあけた歯根に)金属の棒なものをねじ込む
  5. ねじ込んだ棒に、接着剤を塗る
  6. 義歯(差し歯)をかぶせる
  7. 噛み合わせの調整
  8. 見た目の微調整

と言う流れです。

差し歯自体は、家にお金がなかったので、健康保険で済ませた”プラスチックの安物”でした。

ちなみに「前歯は保険がきかない」というのはウソです。が、見た目や耐久性が、やはり”それなり”には、なってしまいます。、

一目見て”差し歯”だとわかりますし、7~8年に一度は割れて、かぶせ直しています。

(ただし、差し歯の進歩は目覚ましく、今の差し歯はすでに10年を越えています)

それでは、「差し歯を入れた結果、トランペットは吹けなくなったかどうか?」を、次の章で書きます。

差し歯にしてトランペットを何日吹けなくなったか?

差し歯にして、どのくらい吹けなくなったか?なんですが、

  • 最初に差し歯にしたときは1か月ほど
  • 次に差し歯が割れて以降の治療後は1週間ほど

です。

最初がなぜ1か月もかかったかと言うと、歯が折れた状態で”数年そのままにしておいた”ため、

「歯が折れた状態に、唇や唇まわりの筋肉が慣れてしまっていた」

ようです。

むしろ差し歯を入れたことで、上唇に妙な異物感を感じて、それに慣れるとトランペットも吹けるようになったという状況でした。

2回目以降は、差し歯が割れてしまって入れ直しした時は、歯医者さんから、

「完全にくっつくまでは、前歯に負担をかけないでくださいね~。」

と言われたので、念のため1週間吹かないでおいただけで、ためしに治療が終わったその日に軽く音を出してみたら、簡単に出せました。

ちなみに、この時も「健康保険の使える歯」を入れてもらっています。

(2回目の時にはプロになるのはあきらめていましたので、音色に”大きなこだわり”も持っていませんでした)

前の歯の型を取ってもらって作ったものではないので、形や大きさが少し違いました。

ですが、管理人には音色や吹き方の感触の違いは分かりませんでした。

それでは次の章で、

「管理人が差し歯をいれてトランペットを吹けなくなった時に、どんな練習をやっていたか?」

を書きます。

差し歯を入れて吹けなくなった時にやったリハビリとは?

この章では、「最初に前歯を差し歯にした時に、どんなことをやっていたか?」を書きます。

本当に音が出せなくなっていたので、部活の時間(正味1時間半/日×週5日ほど)に、これをやっていました。

これです↓

・ロングトーンをエアタンギング(Foo-タンギング)でやる
・アーバンの教則本1巻のやれそうなものを”全部スラー”でやる
(タンギングでやると音が出せなくなったので、「音を出すこと」を最優先しました)
・半音階をスラーでやり、徐々に音域を上下にあげていった

吹奏楽部時代の事で、まわりにアドバイスをもらえる方もいなくて、プロへのコンタクト手段もなかったので、

「まあ、気長にやるしかないかなぁ…」

と、正直、多少ふてくされつつもコツコツとやっていました。

  • タンギングもきつかったですし(すると音が出なくなった)
  • 音域もローCからローG(ともにinB♭、楽譜参照)の間で、それより上も下もキツイ

という状態で、正直しんどかったですね。

最後に

いかがでしたでしょうか。

トランペットは前歯が差し歯でも吹けるの?をテーマに、

  • 管理人が前歯を差し歯にした時の状況とは?
  • 差し歯にしてトランペットを何日吹けなくなったか?
  • 差し歯を入れて吹けなくなった時にやったリハビリとは?

の3つに分けて書いてきました。

管理人の時は、まだインターネットなんて影も形もありませんでした。

また、田舎暮らしだったので、プロとのコネも連絡手段もなく、自己流でなんとかするしかありませんでした。

今はインターネットで、昔とは比べ物にならないほどプロとコンタクトしやすくなっています。

ですので、悩んでいるようでしたら、

  • プロにアドバイスをもらいつつ
  • できればプロのトランペットの方に、歯医者さんを紹介してもらう

事を、管理人は”強く”おススメします。

ちなみに管理人は、専門学校時代、

「歯型を取っておいて、次から同じように治療もらう方がいいよ。」

と、アドバイスをいただいたことを書いておきます。

プロを目指す方は、「絶対に」歯型を取っておきましょう。

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