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「トランペットをやりたいけど、出っ歯でもできるのかなぁ…」
「一生懸命練習しているのに、『出っ歯だからうまくなれない』といわれ傷つく…」
と、いう事がありましたか?
管理人は
「比較的、出っ歯ではないほう(とは言え、前歯の歯並びはよくないです)」
なんですが、まだプロの方に教わったり、話を聞いたりする前、
「こういう問題に当たった時は、こういう解決法がある」
と言う方法を、”自分なりに見つけ出せるようになる前”は、
「出っ歯が原因で挫折いていく人を前にして、何もできず、ひたすら自分の無力さを恨んだ」
時期があります。もう、あんな思いをするのはごめんだな…と、学びました。
この記事では、「出っ歯でもトランペットが吹けるのか」に関して、プロの方に聞いた話などをもとに、3つの項目に分けて書いています。
どうぞご覧ください。
トランペットは出っ歯でも吹けるの?の回答
結論を言いますと、
- 正直言って、「出っ歯でない人より不利」なのは確かですが
- でも、出っ歯の「プロトランペット奏者」は存在する
ので、
あなたが「どのくらい本気でトランペットを吹けるようになりたいか?」を、
あなた自身でじっくり考えて、
「やってみよう!」
と思えるなら、プロのトランペットの先生に積極的に問い合わせて
- マウスピース選び
- あなたに合う姿勢と奏法
を、きちんと教わってください。
多少知識があり、少しまわりの人より上手いくらいの”アマチュア”のアドバイスは、正直アテになりません。
挫折せずにトランペットを続けたいと、あなたが本気で思うなら、「プロのアドバイスを聞きながら」根気強く練習をしてください。
次の章でプロに教わる際の注意点を書いていきます。
キーワードは「素直に根気強く練習」です
これから少々キツいことを言いますので、最初に謝ります。ごめんなさいm(_ _)m
トランペットを吹く場合、出っ歯と言うのは「出っ歯でない方」よりもハンデとなります。なので、
- あなたに合ったマウスピース
- あなたに合った吹き方
- あなたに合った姿勢(ベルの角度も含む)
を、「出っ歯でない方」よりも、ずっとキチンと身につけないと、上達が難しいんですね。
そして、そのために(ほぼ絶対)必要なものが、
- 楽器やマウスピース、演奏法や練習法の知識を持ち
- あなたに合った方法をきちんと教えられるスキルを持った
プロに教わること。なんです。そして、そのプロの言う事を
- 素直に聞き
- コツコツと実践する
あなたの姿勢が必要です。
多分ですが、プロのレッスンを受けると、
(吹けるようになるまでは、プロのアドバイスでも退屈なもんです…)
- 「だるいな~」とか
- 「こんな練習よりさっさと曲をやりたいよ~」とか
- 「こんなこと続けて本当に上手くなるのかな~」とか
思いつつ、そして、口には出さなくても、
「この練習、やる意味あるんですか?」
と、心の中でつぶやくこともあるでしょう。
でも、そこはぐっとこらえて、コツコツと練習を続けてください。
これに関しては、正直誰もが通る道で、管理人も思ったことがありますので、責めはしませんが、
「この練習、やる意味あるんですか?」
と、「口に出して言う」のはやめましょう。プロの方も人間です。これを言われれば、傷つきますし、
「じゃあ、やめればいいじゃん!」
と、心の中でつぶやきたくもなります。
(ただし、プロの方が「黙って言うとおりにしていればいいんです!」と、”強く口に出して言う”タイプであれば、他のプロの方を探した方が良いでしょう)
さて、ここまでは、”今の出っ歯のままでどう吹けるようにするか?”を書いてきましたが、他にも、
「出っ歯そのものをどうにか直して吹く」
と言う方法もありますよね。次の章でこれは「正直言ってどうなのか?」について書いていきます。
歯列矯正 歯を削ると言う方法はどうなのか?
前の章までは、あなたが「今の出っ歯の状態のまま」で、吹ける方法を書いてきましたが、もうひとつ、
「出っ歯を何かの形で治療して吹く」
と言う方法もありますね。
どのくらい歯が出ているかにもよりますが、パッと思いつくのが、
- 歯列矯正
- 歯を削る
の2つ。
ざっくり結論を言うと、1.2.両方とも「プロのトランペットの先生に相談しましょう」になります。
(できれば、トランペットのプロの先生に、歯医者さんを紹介してもらうのが理想です)
特に、「2.歯を削る」は、プロのトランペット奏者の方たちでも、かなり慎重に考えている方が多く、
あなたが「プロトランペット奏者になりたい」と思っているのでもなければ、まずおススメはされません。
そして、「1.歯列矯正」ですが、これも「トランペットを吹きたいため」だけに、あなたがやろうとしているのなら、ほとんどのプロの先生は、
「マウスピース選びで、やれるところまでやりませんか?」
と提案してくるはずです。なので、歯列矯正をしようとおもったのなら、トランペットを吹きたいという理由の他に、見た目の問題、
- 歯並びのきれいさでも美しさをアピールしたいとか
- 歯並びを直すことで、見た目の若さを取り戻したい
という場合にだけ、「トランペットのプロの先生に相談した上で」考えてみた方が良いでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「トランペットは出っ歯でも吹けるの?」をテーマに、
- トランペットは出っ歯でも吹けるの?の回答
- キーワードは「素直に根気強く」です
- 歯列矯正 歯を削ると言う方法はどうなのか?
の3つの項目に分けて書いてきました。
それから、基本的に日本人と言うのは出っ歯の方が多いらしく
(歯医者さんに言わせると「出っ歯と言う表現はちょっと違う。」との事ですが…)
「出っ歯 芸能人」で検索してもらえれば、「ええ!この人も出っ歯扱いなの?!」と言いたくなるような方が、たくさん出てきます。
つまり、
「日本人のプロトランペット奏者であれば、出っ歯の方に対する教え方のノウハウもある程度は持っている」
という事です。
(日本人奏者の場合、本人が出っ歯である確率はかなり高いという事なので)
もしも悩んでいるのなら、プロに相談してみましょう。