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トランペットの口の形!アンブシュアの他に注目する点とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

「トランペットの口の形」と言うと、ざっくりと分けて2つが考えられます。

  • 1つ目は”外側”。アンブシュアとか、口の周りの筋肉とかの見えるところ
  • 2つ目が”内側”。口腔内の広さや舌の位置、舌の動きなど

口の形と言うのは、トランペットを吹くうえで大事なことの一部でしかないんですが、

(体の筋肉の使い方次第で、口の動きも変わってくるので)

この記事では、

「口の形をある程度考えてから、それに連動する形で体の使い方を覚えていこう」と言う意味で、

  • まずあなた自身が目指す音を決める
  • その音を出すには、口の形をどのようにすればいいか

と言うテーマで、4つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

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一番の目的は、”きれいな音を出すため”と言う事を忘れずに

まず、何のために”口の中の形を確認するのか”を見失わないようにしましょう。

口の形を整えること自体が目標ではなく、本来の目標は「きれいな音を出すため」であり、

  • 口の形を確認したり
  • 口の形を整えたりする

と言う事は、「きれいな音を出すための手段でしかない」わけです。なので、

現状で、あなた自身が”満足な音を出せている”と感じているのなら、無理に変える必要はないのです。

他の人に何と言われようとも。

例えばなんですが、

  • あなたが「あなた自身の音を録音してみて」音色の悪さにへこんだとか
  • あなた自身が「自分の目指したい音色と違う…」

と、感じているのなら、アンブシュアと共に、口の形(主に中)の事を考えればいいんじゃないかと思います。

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イメージする音は”パァァァン~”がおススメです

この章ではあなたが、

トランペットの音を長くのばせる(音はあなたの吹きやすい音で。目安としてテンポが四分音符=120で4拍)

と言う前提で書かせていただきます。

イメージする音はトランペットなら「パァァァン~」ですね。少なくとも

  • 「ペー」とか
  • 「ピー」とか
  • 「ポー」

ではないと思います。クラシックやジャズ、ポップスなど吹き方の違いや音の強さにより、

  • 「パー」とか
  • 「パァァァァ!」とか
  • 「パァァァ…」とか

ありますが、基本「パ(Pa)」で始まるのが理想です。

「”パァァァン”と言う音を出そう」と思って練習していると、あなたの口の中はすでに”何らかの試行錯誤を始めている”はずです。

単純に舌を上下すればいいと言うものではありません

一般的に

  • 舌を上にあげて、息の通り道を狭めれば飛ぶ音になる
  • 舌を下に下げて。息の通り道を広げれば深みのある音になる

なんて言われています。

あげるポイントは舌の真ん中ぐらい。口の中の上に近づけたり、離したりするイメージでしょうか。

確かの上の考え方、参考にはなりますが、

ここで見失ってほしくないのが、「あなたにとって一番満足のいく音が出ているポイントをさがす」と言う大前提です。

  • 舌を上げすぎれば”つまった音になる”事もあり得ますし
  • 舌を下げすぎれば”こもった音になる”事もあり得ますから

他人に

「このやり方を続けていれば、きれいな音が出るようになるから、今は納得できなくても続けてね♪」

と言う言葉には耳を貸さない方がいいでしょう。かかる期間が”数か月”と言われたらなおさらです。

また、息のコントロールがうまく行っていれば、基本的に「舌は下がっているものだ」と言う説を唱える方もいます。

なので、舌を上げる、下げるを試してみて、

「あなたにとって一番満足のいく音が出ているポイントをさがす」ことを試してみてください。

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そば鳴りに気を付けましょう

  • 口の中にこだわり
  • 舌の上げ下げとか

を意識すると、おそらく「あなたにとって一番満足のいく音が出ているポイント」と言うのが見つかると思います。

そして、これが最後の仕上げになります。それは、ズバリ”そば鳴りチェック”。

きれいな音の中でも

  • まろやかな音とか
  • やわらかい音とかを

目指して試行錯誤してきたあなたに、「特にやっていただきたい事」です。

さて、その音、きちんと遠くまで届くでしょうか?

やり方を間違えていると、”カラオケボックスの中くらいでしか飛ばない音”になっている可能性があります。

チェック方法は簡単です。スマホのボイスレコーダーでいいので、

  • 練習場や
  • カラオケボックス

などの、あなたがトランペットを吹いている場所から「一番遠いところ」にスマホを置き、録音してみて下さい。

あなたが出したい音のイメージと合っていますか? あっていれば問題なしです。

  • 聞こえないとか
  • なんかこもっている

と感じたら、もう少し固めの音に調整した方がいいですね。それで、本番の時には客席で、程よい

  • まろやかな音
  • やわらかい音

になっているはずです。

最後に

いかがでしたでしょうか。「トランペットの口の形(主に中)」について、

  • 一番の目的は、”きれいな音を出すため”と言う事を忘れずに
  • イメージする音は”パァァァン~”がおススメです
  • 単純に舌を上下すればいいと言うものではありません
  • そば鳴りに気を付けましょう

の4つの項目に分けて書いてきました。

結局は、口の形だろうが、アンブシュアだろうが、

「あなた自身が納得のいく音を出すための手段」であって、

  • 口の形や
  • アンブシュアを整えること

自体が目的ではない。と言う事です。さらに言うならば、

「あなた自身が納得のいく音が出せていると思っているのなら、それでいいじゃないですか。他人の意見に耳を貸す必要はありませんよ。」

と言う事です。

どうしても不安なら、やはりプロトランペット講師や、プロトランペット奏者のレッスンを受ける事をおススメします。

レッスンしてくれる方はたくさんいますよ。

演奏だけで生活できているプロトランペット奏者なんて、一握りですから。

多くの奏者は、レッスンをやる事で生計を立てているというのが、プロの世界の実情です。

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