スポンサーリンク

トランペットマウスピースだけの練習!効果がある方法を解説

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

「トランペットのマウスピースだけでの練習(バズィング)は必要か?」

という問いに対して、管理人の答えを言わせていただきますと、少なくとも管理人は必要と思っていません。

理由をあげると。

  1. 練習時間がとれない社会人の身としては、マウスピースの練習をしているヒマがあったら、さっさとトランペットを吹いて、トランペット本体を温めたい
  2. マウスピースだけの練習をすると、変な癖がつきそうで、音が汚くなりそうな気がして怖いから

です。

ただし、だからと言って、「トランペットのマウスピースの練習をやらないで!」と言うつもりはありません。

なので、この記事では、

  • トランペットのマウスピースの練習は必要ないとしつつも
  • 時にはマウスピースの練習が場面もある

という事を4つに分けて解説していきます。どうぞご覧ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

初心者の方にはマウスピースだけでの”練習”はおススメしません

まず、ここで誤解してほしくないのは、

「マウスピースだけでの”練習”はおススメしない。」

と言っている事です。練習とは、

あなたが1日のトランペットの練習に使える時間のほとんどを、トランペットマウスピースしか吹かなかった。

くらいの状態の事です。最初の10分くらいマウスピースだけで吹き、その後トランペットを吹くのなら問題はありません。

正直、エリック宮城さんの言っている事の”うけうり”ではあるのですが、実際管理人も自分でやって確かめて、

更に、トランペットを教える知識を持っていなかった中学校、高校吹奏楽部時代を振り返ってみた時、

「そういえば、トランペットマウスピースだけでずっと練習させていた人で、きちんと音が出るようになった人を見たことがないな…。」

と、気が付いたのです。それに専門学校時代も師匠から「マウスピースの練習は必ずしなさい!」と言われたことはなかったですし。

今では、本人が「どうしてもトランペットマウスピースだけで練習したい!」と、強く希望しない限り、できるだけ早くトランペットを吹いてもらうようにしています。

スポンサーリンク

トランペットのマウスピースの練習が必要な人とは誰?

これは、あくまで”管理人個人の考え”としてとらえていただきたいのですが、

(実際、その場であなたの状態を見ないとと分からない部分も多いので)

「音自体は出せるが、まだまっすぐ伸ばせない人や、タンギングをすると音が途切れてしまう人」ですね。

まだ、トランペットの音を出すのに不慣れで、

  • 口周りの筋肉の使い方や
  • 音を出すための体全体の筋肉の使い方

を完全にマスターできていないので、トランペットを吹くための筋肉をほぐすためのウォームアップのためと、

トランペットを吹く場合、トランペットキーの

・Low-CからLow-G

・Low-GからMiddle-C

の様に倍音が切り替わる時に、音が出なくなったり、無理な力を加えて音を上げる癖がつく可能性が高いので、

マウスピースだけでスムーズな音のアップダウンを練習し、音をスムーズに出すきっかけづくりにはなります。

スポンサーリンク

トランペットマウスピースだけでの練習が必要な場面とは

基本的に管理人は、練習の時には、いきなりマウスピースをトランペットにつけて練習します。

が、ごくたまにですが、マウスピースだけで練習(というか正確にはウォームアップですが)する時があります。

その時とは、

  • 午前中にリハーサルや本番がある時(体が起きていない時)
  • 本番の前にリハーサルの時間がもらえない時(意外に多いです)
  • 家や宿泊先から会場までの移動時間が長い時

さすがに、この時は、会場のはじっこで迷惑にならない程度にやります。

出発前にある程度は吹くのですが、移動時間が長いとさすがに楽器も体も冷えてしまうので。

(もっともその時間すら取れない時は、最後の手段として、会場でマウスピースを握ってあっためておきます)

トランペットとコルネットのマウスピースの”音の違い”を紹介します

最後に、管理人の体験から、「これで悩んでいる人、いるんじゃないかな…」と思える事をお伝えします。

実は管理人、中学で吹奏楽部に入って、トランペットパートになり渡されたのが”コルネット”だったんですね。

それで、最初は「マウスピースから練習」と言う話になって、先輩が”トランペットのマウスピース”で、

「このような音を出しなさい。」と見本を見せてもらったのですが、管理人が持っていたのは”コルネットのマウスピース”。

どう吹いても先輩の様なトランペットのマウスピースの音が出せず、「なんで出せないんだ!」とか理不尽な言葉を浴びせられたりして…。

ズバリ言います。

コルネットのマウスピースでトランペットのマウスピースの音はどんなに頑張ってもだせませんから!

「こういう音が出ます」っていう音、貼っておきますね。

トランペットマウスピースの音

【トランペットマウスピースの音の動画。近日公開します】

コルネットマウスピースの音

ショーコルネット

【ショートコルネットマウスピースの音の動画。近日公開します】

ロングコルネット

【ロングコルネットマウスピースの音の動画。近日公開します】

最後に

いかがでしたでしょうか。「トランペットマウスピースだけの練習は有効か?」と言うテーマで、

  • 初心者の方にはマウスピースだけでの”練習”はおススメしません
  • トランペットのマウスピースの練習が必要な人とは誰?
  • トランペットマウスピースだけでの練習が必要な場面とは
  • トランペットとコルネットのマウスピースの”音の違い”を紹介します

について書いてきました。

管理人が吹奏楽部に入った時は、ネットもスマホもなく、かなりいい加減な練習をやっていました。

でも、今はスマホで簡単にたくさんの情報が入る時代です。

「まさか、これだけネットで情報が手に入る時代に、マウスピースの練習を強制するような”前時代的な人”いないよね。」

と思ってたんですが、いたんですよ…。

平成が終わり令和がすでに始まっているのに、いまだに「昭和時代の練習」をさせている人が。

まぁ、正直、アドバイスをするヒマもないですし、最後まで面倒をみきれる立場でもないので、”見なかったフリ”をしていますが。

どうしても、あなたが困ったらこの記事を参考にしてください。

タイトルとURLをコピーしました