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「トランペット マウスピース 当て方」
こんなキーワードで、あなたがネット検索をしていると言う事は、あなたが、
- 初心者さんで、教われる人がいなくて吹き方が分からない
- ある程度は吹けるんだけど、音源(CDやダウンロード)で聞いた音と自分の音が違う
と、思っているからじゃないでしょうか。そして、あなたが、
「ひょっとして…、自分のマウスピースの当て方を間違えているんじゃないか…。」
と少し思っている。そんなところでしょうか。
この記事では、
「トランペットのマウスピースの当て方」
について、プロのアドバイスを受けつつ、管理人が実践して得た結論を、3つの項目に分けて書いています。
どうぞご覧ください。
正しいトランペットのマウスピースの当て方とは?
まず、ズバリ言ってしまうと、だれにでも当てはまる、「絶対に正しいマウスピースの当て方」というのはありません。
- 唇の形
- 歯並び
- 上あご、下あごの形
- 体格
- 他、トランペットに使う筋肉など
一人として同じ人はいないのですから、答えが一つなわけがありません。
「じゃあ、どうすればいいの?!」とあなたは思ったんじゃないでしょうか?
と、いう事で、ある程度、”目安”のようなものをこれからあげていきます。
特に初心者さんや、トランペット歴の浅いあなたは参考にしてください。
- 口を閉じて、まずは”吹かず”に、当てて気持ちのいい(しっくりくる)場所に当てる
- 次に、音を出せるならロングトーンをする。そして気持ちよく吹けるか?を確認
- 気持ちよく吹けなかったら、”気持ちよく吹ける”ポイントをさがす
その時、
- トランペットの角度を上げたり下げたりする
- マウスピースの位置を上下左右にずらしてみる
等をして、さがしてみて下さい。そして、ある程度見つけられたら、
「あなたの吹いている姿を、鏡で見るか、他の人に見てもらい、マウスピースの上下から、唇の赤い部分が見えない」
【参考画像 近日アップします】
を、最低限クリアしていればOKです。
ここで気を付けてほしいのが、
- 「良い音が出るポイントをさがす」のではなく
- 「気持ちよく吹ける」ポイントをさがす
と言う事です。吹きなれないうちは、そもそも良い音なんて出ませんので、
あなたにとって、
“いちばん気持ちよく飽きずに吹き続けられるポイント”
をさがしてください。
(もちろん、あなたの気持ちよく吹けるポイント=いい音が出るポイントならば最高ですが、まずそうはならないでしょう)
そうしないと、挫折します。
マウスピースのサイズ選びも無視できない要素です
前の章で書いたことを、あなたがいろいろ試して、だけど、
「どうしても気持ちよく吹けるポイントが見つからない…。」
と言う場合は、マウスピースのサイズを見直す必要があります。初心者さんや、トランペット歴の浅い方は、
ほとんどの方が、「トランペットについてきたマウスピース」を使っていると思いますが、そのマウスピースを
- 大きいサイズにするか
- 小さいサイズにするか
のどちらかになるでしょう。ほとんどは「大きいサイズ」になるはずです。代表的なところで、
- ヤマハの11B4
- バックや他のブランドの7C
ならば、大きくしても大丈夫だとは思います。ただし、
- ヤマハの14B4
- バックや他のブランドの3C
だったり、それより大きなサイズだった場合は、大きいサイズにするのは慎重に考える必要があります。
目安としては、楽器店で売っているような「初心者用トランペット曲集」が吹けるレベル。
そこをクリアしているのなら、大きめのマウスピースを使ってもいいと思いますが、クリアしていない場合は、
- ヤマハの14B4
- バックや他のブランドの3C
で、練習し続けることをおススメします。
「いや、今のマウスピースでは、どうしても気持ちのいいポイントが見つからないです。」
と言う場合は、出来れば、
- プロのトランペット講師か奏者
- トランペットに詳しい人
についてもらって、慎重にマウスピース選びをしてください。
- 吹奏楽部の顧問の先生とか、友人とか
- そもそも楽器をやっていない友人とか
の言う事は、まずアテになりません。注意してください。
マウスピースの当て方なんて 吹くうちに変化するもの
「マウスピースの当て方なんて 吹くうちに変化するもの」と言うのは、本当にその通りで、
あなたがトランペットをずっと続けて練習していくうちに、トランペットを吹くための筋肉もどんどん鍛えられます。
また、あなたが上手いトランペット奏者の音を聞いて、
「自分もあんな音が出せるようになりたい」
と言う意識をもって吹き続ける限り、あなたが意識しなくても、体が勝手に試行錯誤を始めます。
「イメージを持つ」って、本当に大事ですよ。
それに、日々疲れが出るほど練習をしていれば、「無理な力をかけないマウスピースの当て方」も、あなたの体が勝手に探り始めますし。
なので、最初から”完成形にたどりつける”なんて思わずに、気長にトランペットと付き合うつもりで、じっくりと練習してください。
最後に
いかがでしたでしょうか。「トランペットのマウスピースの当て方」をテーマに、
- 正しいトランペットのマウスピースの当て方とは?
- マウスピースのサイズ選びもバカにできない要素です
- マウスピースの当て方なんて 吹くうちに変化するもの
の3つの項目に分けて書いてきました。そして、何回も言っている事なんですが、
「できれば、プロのトランペット講師や奏者のレッスンを受けてほしい。」
んです。
「それができるのなら、お前のブログ記事など読む必要はない!」
と言われてしまえば返す言葉もないですが、やっぱりプロにきちんと教わると上達も早いし、挫折しにくいんですよ。
トランペット講師でしたら、あんまり怖い人はいませんし、
(トランペット奏者には一部怖い人がいます。本業は演奏で、教えるのはあんまりうまくなかったり、熱血タイプもいますので。)
ネット検索すれば、結構近くに講師の方っていますしね。お金と時間が許すのなら、ぜひ教わってください。