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トランペットを始めた動機にもいろいろありますよね。
「人生に”ハリ”が欲しい」
「トランペットを吹ける自分」にあこがれて
「吹奏楽でトランペットパートになった」
などなど。
そして、この動機、
「たまたま、トランペットのめちゃくちゃカッコいい曲を聞いてしまって、始めたくなった」
と言うのもあるんじゃないでしょうか。
トランペットの音色をよくするために一番大事なことは、上手い人の演奏をとにかく聞きまくる事
これに尽きるわけです。
(実際に自分で出来なくても良いんです。そもそも「お手本になる音色を頭に入れる事」が重要なので)
でも、そう簡単に見つかるものでもないですよね。
というわけで、この記事では、トランペットの音色に感動する音源や、聞く時のポイントなどについて、3つの項目に分けて書いています。
どうぞご覧ください。
トランペットの音色に感動する曲8選
それでは、さっそく曲をあげていきましょう。基準としては、
- ソロトランペットがカッコ良いもの
- 「音楽に詳しくない人」の方が知っている可能性のある曲
- 「ただ吹くだけ」なら、比較的演奏しやすい曲
そして、いわゆる「トランペット吹きの間では定番になっている曲」は、できるだけ避けてみました。
(必殺、はぐれ刑事純情派、ニニ・ロッソ、ウルトラクイズなどの曲ですね)
定番曲をいまさらあげられたって、つまんないですもんね。
という事で、こちらになります。
- 「エターナル・ストーリー」ティーネティングヘルセットwith田中靖人
- 「ライズ」ハーブアルパート
- 「俺たち二人で一人」仮面ライダーWサントラより
- 「フライデーナイト・ファンタジー」ピエール・ポルト
- 「勇気ある戦い」TVアニメ”勇者王ガオガイガー”サントラより
- 「哀愁のN」数原晋
- 「刑事物語’85メインテーマ」TVドラマ”刑事物語’85″サントラより
- 「トルネイド-次元大介のテーマ」TVドラマ”ルパン三世”サントラより
ちなみに4~8の5曲は、「数原晋(かずはら すすむ 2021年没)」と言う超一流のトランペット奏者が吹いております。ジャズ系の方なので好みは分かれるでしょうが、管理人的に超おススメです。
ただ、上にあげた音源、参考にするには限界もあるんです。
次の章で、その理由を書きます。
音源の音はほとんど「加工」されています
上にあげた音源、あなたはどう感じましたか?
- 「カッコいい曲だ~!」とか
- 「トランペットの音いいね~!」
とか、思ってもらえればありがたいです。
まずは、カッコいい曲や自分で吹いてみたくなるような曲から入っていった方がおススメですので。
その他、あなた自身が見つけられれば”さらに良し”です
ただし、上にあげた曲の音色を完全コピーするのは不可能だと思ってください。
「どうしてもマネしきれない…」
と悩まないでくださいね。なぜなら、
上にあげた音源のトランペットの音色は、かなりの確率で加工されているから
です。
そもそも録音の為にマイクを通している時点で、生音そのものではないですし、その他にも色々と音色が加工されていて、生音とはだいぶ違う場合が少なくないんです。
なので、どうしても音源の音色に近づけたいと思うのであれば、プロに相談するのが一番です。
特に、ジャズやポピュラー系のプロであれば、音源を聞いてもらえば、「どんな風に加工されているか」を教えてくれると思います。
次の章では、トランペットの生音のお手本に触れるための方法や基準を書いていきます。
トランペットの生音で「参考になる音」とは?
トランペットの生音を聞けるという意味では、生のライブやコンサートを聞きに行くのが一番ですが、その時に注意してほしいのが、
楽器用のマイクが用意されていない事(ソロプレイ用だけしかない場合は除く)
になります。
極端な話、クラシックのオーケストラであっても、楽器パートごとにマイクが立っていると、
マイクを通した音=生音ではない
つまり、「音色が加工されている可能性」が少なからずあるんです。
楽器用のマイクが用意されていなければ、ビッグバンドやジャズコンボであっても、ほぼ生音が聞けると思って間違いありません。
ただし、「トランペット用のマイクがない」と言っても
- 両サイドに観客に聞かせる用のスピーカーがあり(明らかにそのコンサートやライブ用に設置したもの)
- ギター、ベース、ドラムが爆音で鳴っている(ドラムに数本のマイクが立ててある)
場合は、かなりの確率でトランペットは当てぶり(口パクの楽器版)です。実際には吹いていません。
「あらかじめ録音されていた音が出ている」可能性が大きいので、音色は加工されていると思った方が良いでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「トランペットの音色イメージを作るための音源選び」について、
- トランペットの音色に感動する曲8選
- 音源の音はほとんど「加工」されています
- トランペットの生音で「参考になる音」とは?
トランペットの音色をよくするためには、あなた自身が
「こんな音色になりたい!」
と、あこがれるような音色を聞くという事はバカにできない要素で、極端な話、
トランペットを吹くよりも上達の早道であったり、長いブランクができても、元のコンディションに戻しやすくできたり
するものです。
特に2021年、思ったように吹けない方は、たくさんいらっしゃると思います。
そんな時は、管理人があげた音源ももちろんですが、あなたの憧れの奏者の音源を聞きこむのも、決して無駄な事ではありません。
ぜひ実践してみてください。