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「トランペット始める~!!!」
とテンションが上がったはいいですが、そもそもあなたは「トランペットの吹き方」を知っていますか?
知らないと、
- 吹けなかったらどうしよう…。
- 誰かに「あなたは向いていない」とか言われたら立ち直れないかも…。
といって悩み、そして挫折街道まっしぐら! ということになります。
トランペット吹く人って、ほとんどが吹奏楽経験者で、いつの間にか吹けるようになっている方が多いため、
全く吹けない初心者さん相手に吹き方を教えられる方って少ないんですよね。
一番困った例が、
- 自分はこう教わってきたから
- 自分はこのやり方で吹けるようになったから
と言って、あなたの状態を見ないで、「自分流の吹き方」を押し付けてくる人。
次の章以降にも書いているんですが、管理人はプロに教わることをおススメします。が、
いろいろ事情があって無理…。
というあなたに向けてこの記事を書いています。どうぞご覧ください。
まずはざっくりとトランペットで音を出すための大前提を解説
トランペットの音の出し方というと、
- 唇の形が~とか
- あごの使い方が~とか
- アンブシュアがどうか~とか
- 姿勢がどうの~とか
- 呼吸法がどうの~とか
文字にするには少しむずかしい事が多いのですが、トランペットで音を出すには、
「細く、スピードの速い息を出す」
という大前提があります。
どのくらいの細さが必要かというと、最低トランペットのマウスピースのカップの口径より細い息。
【トランペットのマウスピースのカップの画像】
ですので、このやり方では確実に出ないというのは分かっていただけると思います。
【トランペットのマウスピースをくわえる動画 近日公開します】
息のスピードは、”音が出るスピード”としか言いようがないんですが、初心者さんが鳴らせるようになるまでにはかなり、
「ヒュー!!!!(細い息を入れるので、こんな擬音のような感じになります)」
と息を入れる必要があるはずです。
トランペットで音を出すときの口の形の代表2例
まず、お断りしておきます。あなたが本当にトランペットを吹けるようになりたいのなら、
- プロのトランペット奏者か
- プロのトランペット講師に
実際に見てもらい、レッスンを受けながら、フォームを作り上げてください。ただ、
- 仕事が忙しくてそんなヒマがない
- 近くにレッスンをしてくれる人がいない
- (学生さんとかで)お金がない
という、”やむをえない事情がある”というあなたの為に、一応2つの例を出します。その2つとは、
- 口笛
- 円という発音
です。詳しく説明していきましょう。
口笛
口笛を吹けるのならこちらがおススメです。トランペットを吹くための
- 口の形
- 舌の使い方
など、共通している部分が多く、口笛が吹ければ、コツがつかみやすいからです。
やり方は、
- 十分に息を吸う
- 口笛を吹く
- 舌を形はそのままに、少しずつ唇を横に開く(当然音は出なくなります)
- トランペットのマウスピースを当てる
- 息を細く出すように意識して出し続ける
最初はトランペットの音が出なくて、息の「スー」という音しか言わないはずです。
または、息9割、音1割くらいで、「息の音の方が圧倒的に大きい音」が出るか、ですね。
最初はそんなものですので、練習し続けて、息とと音の割合を逆転させていってください。
「トランペットは唇を振動させて音を鳴らすもの。」
という話をあなたも聞いたことがあるかもしれませんが、この表現は管理人個人的には「マズいなぁ」と思います。正確には、
「細く速い息を吐くことで、結果、唇が振動し、音が出る。」
と考えていただきたいです。
“唇を振動させる”という意識でやっている人で、きれいな音を出せている人を管理人は見たことがないものですから。
円という発音
口笛ができないのなら、こちらを試してみて下さい。
- 「円(えん)!」と言って、そのままゆっくり口を閉じる
- 鼻からゆっくりと十分に息を吸う
- トランペットのマウスピースを口に当てる
- 息を吐く(細く速い息を吐く様に意識する)
こちらも口笛の時と同じように、最初はトランペットの音が出なくて、息の「スー」という音しか言わないはずです。
または、息9割、音1割くらいで、「息の音の方が圧倒的に大きい音」が出るか、ですね。
最初はそんなものですので、練習し続けて、息とと音の割合を逆転させていってください。
そして、これも口笛の時と同じですが、
「トランペットは唇を振動させて音を鳴らすもの。」
という意識を捨てていただき、
「細く速い息を吐くことで、結果、唇が振動し、音が出る。」
と考えていただきたいです。
くどいと思われるかもしれませんが、管理人は、
「”唇を振動させる”という意識でやっている人で、きれいな音を出せている人」
を見たことがないものですから。
最後に
いかがでしたでしょうか。トランペットの音の出し方をテーマに、
- まずはざっくりとトランペットで音を出すための大前提を解説
- トランペットで音を出すときの口の形の代表2例
の事を書いてきました。
くどいとは思うんですが、本当は
- プロのトランペット奏者か
- プロのトランペット講師に
見てもらうのが理想です。が、
- 仕事が忙しくてそんなヒマがない
- 近くにレッスンをしてくれる人がいない
- (学生さんとかで)お金がない
というのももちろんですし、中には、(プロではない)教えてくれる人がいて、
「こうすれば吹けるようになるから、こうしなさい!」
と言われ、
- 思ったように吹けるようにならず
- かといって無視するわけにもいかず
- プロの指導なんか受けに行ったらにらまれる
なんて悩みを持っているあなたに向けて書きました。
ご参考になれば幸いです^^