管理人が専門学校に行ったときに、当時のトランペットの先生に言われたことがあります。
「なるべく早く歯型を取っておいた方がいいよ。治療が必要な時は、その歯型を持っていく事。」
と。
ペットを吹きまじめて”ウン十年”たった今、”歯型を取っておくことの必要性”をしみじみと感じております。
管理人はアマチュアで気楽に吹いているので、音色やテクニック面で、そんな高度な事は自分に求めていないのですが、
「あれ~?昔できていたのに、今できなくなっている事、増えてるなぁ…。」
と思える場面が多くなってきたのです。特に、
・ハイノート
・リップスラー
・タンギング
で、よく感じます。”歯”以外の原因もありそうではありますが、「全くない」とも言いきれなくて、です。
・ハイノートは出なくなるというよりは「音自体が芯がなく細くなった」
・リップスラーは「つながりが悪くなった」
・タンギングは「キレが悪くなった」と言うか…
管理人もプロのトランペット奏者の方に、じっくり話を聞きたいのですが、こんな世の中(コロナ…)なので、なかなか話が聞けずにいます。
参考までに、管理人の歯が「どんな風に変化したか(時系列順)」を書いていきます。
トランペットを始める前
・前歯を転んで折る(治療せず)
・右下奥歯に虫歯ができる→治療をする
・左下奥歯に虫歯ができる→治療をする
トランペットを始めた後
・右下奥歯の治療をしたつめものが取れる→治療せず
・右下奥歯に痛みが走る→治療で歯を抜く→ただし歯を入れず
・左下奥歯の治療をしたつめものが取れる→治療せず
それで現在に至ります。
途中でプロの道をあきらめたので、歯並びをキープすることの大事さを感じなかったんですよね。
実際、ふだん吹く分には、特に困ったこともなかったので。
それでも、鏡に向かって、「イー!」っと歯を見ると、歯ぐきが痩せてきたのが分かったりして、
「あと何年吹けるんだろうなぁ」とか、しみじみ考えたりして。
もちろん、歯並びが変わっって来たら、変わってきたなりの吹き方にすれば良いのでしょうが、
きちんと歯のメンテナンスをしておけば、よけいな苦労をする必要はないわけです。
(それは、歯並びを守るために、事故にあわない、転ばない、普段の生活で気をつける事を見直すところまで)
そこで、冒頭、管理人が専門学校でトランペットの先生から言われた、
「なるべく早く歯型を取っておいた方がいいよ。治療が必要な時は、その歯型を持っていく事。」
この言葉の重さを、改めてしみじみ感じているわけでして。
アマチュアでやってる管理人でさえ、そう思うのですから、プロの方はもっと気にしているんじゃないでしょうか。
・歯並びがずれてくる
・上手く吹けなくなる
・お客さん(観衆とクライアント両方)のオーダーにこたえられなくなる
・仕事がなくなる
こうなってしまえば、「生活ができなくなる」わけで、文字通りの死活問題(生きるか死ぬかレベルの問題)になるわけです。
なので、プロの方に話を聞けば、かなり内容の濃い話を引き出せるでしょう。
昔、「芸能人は歯が命!」という、どストレートなキャッチコピーのテレビCMがありました。
(確か、歯ミガキか歯ブラシのCMだったと思います)
確かに芸能人(特に俳優さんや女優さん、歌手の方)は、歯並びのキレイさは必須条件ですよね。
それで、それに便乗するわけなんですが、管理人は、
「トランペット吹きは歯が命!」
と声を大にして言いたいのです。アマチュアの管理人ですら、歯並びをキープし続ける大事さを感じたので。
ここからは、多少説教くさくなります。ゴメンナサイ。
特に、「若い方」で「プロのトランペット奏者」を目指している方へなんですが、
トランペットを吹き続けたいなら、歯並びをキープする努力はバカにしない方が良いです。
若いうちは筋肉が柔らかいので、ある意味”力技が効くん”ですが、歳をとると、だんだんその辺の融通がきかなくなっていきます。
歯型は取っておいた方が良いですよ~。本当に。歯医者さんに行けば取ってくれますので。
(「健康保険がきくか?」は、歯医者さんに必ず確認してください)
また、プロのトランペット奏者や講師の方に教わるなら、一緒に「歯の話」もしておくことをおススメします。
意外と忘れるんですよね。管理人もレッスンを受けて、歯の話をしそびれた事が結構あるので。
(「歯の話」をできるプロの方に会うのも、とても重要です)
このカテゴリでは、「管理人の歯にまつわる経験談」を中心に書いています。
きちんとプロに話を聞いて書きたかったことも多いんですが…、コロナが落ち着いて、動きが取れるようになったら、どんどんプロに話を聞きに行きたいと思っています。
今のところは、
「これをやっちゃうと、トランペットを吹くのに影響が出るんだな~」
と言う感じで、”管理人の体験を反面教師として参考にして”いただければと思います。
それではどうぞご覧ください。