トランペットをある程度吹けるようになると、「全く知らない人と一緒に吹く機会」が出てくる場合があります。
(逆に、ずっと顔見知り同士で吹き続けられる機会が減っていくと思います)
トランペット歴が浅いと、そんな場面に会った時に「みんなすごく上手いように」思えませんか?
- 「え?なんでそんなにきれいな音出せるの?」とか
- 「え?なんでそんなに楽譜をスラスラ読めるの?」とか
- 「え?なんでそんなに自信ありそうに吹けるの?」
とか。
正直言って、劣等感のカタマリみたいになって、
「ああ…来るんじゃなかった…。さっさと帰りたい…。」
という事も結構あるんじゃないかと思います。
でも、ですね。その”上手そうに見える”まわりのみんなが、上手そうに見えるのって、その人たちが
- 才能があるとか
- 要領が良いとか
そういうことは、実際にはかなりレアなケースなんです。
それじゃ、なんで「上手そうに見えるのか?」と言うと、答えは意外にシンプルで、
- あなたが習っていないノウハウを知っている
- あなたが持っていない情報を手り入れやすい環境にいる
ので、さほど回り道せずに上手くなることができているに過ぎなかったりするんです。
そして、上手くなるためのノウハウや情報を持っているのが、
- プロのトランペット講師や
- プロのトランペット奏者
なわけです。
管理人も、音楽(ポピュラー系)の専門学校で、2年間プロにみっちりとノウハウを教えてもらったことで、
- プロのレベル
- プロが持っている情報の圧倒的な濃さ
を知ることができて、その結果、全く知らない人たちとトランペットを吹くことになっても、
「同じアマチュアなら、自分が思ったほどの差は出ていないんだな~」
と、気楽に演奏できるようになりました。
実際、音楽界の第一線で活躍しているプロから見れば、(顔や言葉にこそ出しませんが)、アマチュア同士の技術差なんて、
「どんぐりの背比べ(ほとんど差がないという意味)」
くらいにしか思っていませんから。
さらに悪い言い方をすれば、”私、結構吹けるでしょう(ドヤッ)”的アピールをしているアマチュアには、
「イキってるなぁ。プロのレベルを上っ面でしか見ていないんだろうなぁ(イタいやつ…)」
と、思われている可能性も”大”です(顔や言葉には出しませんが)。
という事で、改めて言いますと、もしもあなたが、「まわりの人がみんな自分より上手く見える」状況になった場合に言えるのは、
「まわりの人たちが、ただ単に、上手く吹けるための情報やノウハウを、あなたより少しだけ多く持っている」
に過ぎないという事なんですね。
あなたも、同じだけの情報やノウハウを手に入れ(素直に実践して)練習すれば、「周りの人に劣等感を感じなくなる」のも時間の問題です。
そのために、いちばん分かりやすい方法が「プロのレッスンを受ける」事なんです。
実際、プロからレッスンを受け、ノウハウや情報をもらえば、極端な話「まわりの人が上手く見える」も意外とただの錯覚だった。と思える事も多いです。
ちなみに、プロに教わるのは腰が引けるからと、近くにいる「ちょっと吹けるくらいのレベルのアマチュア」からアドバイスを受けるのは、管理人はおススメしません。
実際、レベルの低いマウントを取られて、嫌な思いをすることの方が多いので。
教わりたいなら、きちんとプロに(できれば一流のプロに)教わった方が良いです。
そうなると、このブログ自体も「アマチュアの管理人が言っている事」なので、逃げた方が良いよねと言う話にはなりますが(汗)。
ネットですので、あなたがつまらない、参考にならないと思えば、閉じる自由があるので、少しはマシかなと思っております。
また、そういう声に負けないように、このカテゴリでは、「あなたのまわりの上手く見える人たちが持っている情報やノウハウ」を、
それこそ、有名プロ吹奏楽団や、有名なアーティストのCDやライブに参加しているレベルの奏者から聞いてきたものをシェアするようにしています。
別に、特別なコネやツテがあるわけではなく、普段からクリニックやレッスンの情報にアンテナを立てて、また、それなりのお金をつぎ込めば、話を聞くのはそんなに難しい事ではありませんので。
(とは言っても、他で言われているような事が多く載っていたりしますが、ノウハウをつきつめていくと、結局同じ結論にたどりいてしまうのは”あるある”ですね)
例えばなんですが、
- なぜ、譜読みが早くできるのか?
- なぜ、バテにくいのか?
のようなものは、「努力や根性やひたすら練習」と言う精神論に走る前に、確立したノウハウがあるんですね。
それを知っているか、知っていないかが、
- 譜読みを早くできる
- バテにくく演奏する
ためのカギだったりします。
このブログのように「文字で説明する」できる事もある程度はあるんですが、やはり限界があり、理想はプロに実際に見てもらって話を聞くのが一番ではあります。
ただ、コロナが流行している現在の状況では、プロに見てもらうのも限界がありますよね。
コロナが落ち着くまでの”つなぎ”として見て頂くのも良いと思います。
それではどうぞご覧ください。