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「トランペットを始めた理由」として多いのが、
- 人生にハリが欲しいので、趣味を持つことにした
- あるトランペット奏者にあこがれてやってみようと思った
- 吹奏楽サウンドの迫力に憧れ「やりたい」と思った
- 吹奏楽部時代”別の楽器”をやっていて、社会人ではトランペットに転向したい
ではないでしょうか。
それで、
- 曲をいくつかトランペットで吹けるようになり
- 1人で演奏するのに物足りなくなり
- 「吹奏楽団ってところで吹いてみたいな…」と思うようになり
は、したものの、
- 「ついていけるのかなぁ…」とか
- 「迷惑かけないかなぁ…」とか
思っていませんか?
この記事では、「社会人吹奏楽団で初心者さんを受け入れてくれるのか?」の答えと理由、
また「社会人吹奏楽団でやっていく秘訣」を書いていきます。
どうぞご覧ください。
社会人吹奏楽団で初心者さんはOKか?の答えはこれです
正直言って、「初心者さんを受け入れてくれる」社会人吹奏楽団は少ないです。
(“初心者さんでもOK”の所でも、管理人が「本当かぁ~?!」と思った楽団は多いです)
そもそも、社会人吹奏楽団自体が、
「小学校~大学で吹奏楽をやっていた、”経験者”の方たちが集まって」
作るパターンが多いので。
ただし、これも管理人が正直に思った事なんですが、
「ああ…、やっぱりダメなんだ…」と、あきらめてしまうのも早すぎるかなぁ…。
と、思えたりもするんですね。
ですので、あなたがどうしても「社会人吹奏楽団でトランペットを吹いてみたい」と、思っているのならば、
「どのように、社会人吹奏楽団と、コンタクトを取れば良いか」と言うのを、次の章で書きます。
社会人吹奏楽団に初心者さんが潜り込む方法とは?
あなたが初心者さんで、どうしても社会人吹奏楽団に入りたいのなら、まずは、
- 強いハートと
- 覚悟
を持つ必要があります。
正直に言って「就職活動と全く同じことをやれば良い」と、思っていただければ間違いないです。
(いや…、趣味なんだし…、そこまでは~…。と思っているのなら、最初からあきらめた方が良いですね)
その上で、「具体的な手順」をあげていきます。
こうなります。
- ネットで”あなたの希望に合いそうな社会人吹奏楽団”を、ピックアップする
- 「見学希望」の連絡を取る(メール、SNS、ダイレクトメッセージなど)
注意点としては、
- トランペットがどのくらいできるか(簡単な曲は吹けるとか、何曲できるかとか)
- 楽譜が読めるか(読めないときは正直に言いましょう)
- 自分の楽器を持っているか
を、忘れずに伝えてください。また、自分の楽器を持っていないのなら、楽団にアドバイスをもらいましょう。
(~3万円くらいの格安トランペットでは、ほぼ100%、吹奏楽では使えません)
そして、これが大事なんですが、「数打ちゃ当たる」的な発想で、1つでも多くの楽団に連絡してみましょう。
なぜなら、初心者さんの場合「見学させてもらえる」ところまでにこぎつけるのが、大変だからです。
(就職活動で言えば、「面接まで行けずに、書類審査で落とされる」という事ですね)
そして、1つでも多く「見学」まで、こぎつけてください。
では、なぜ「見学までこぎつける事が重要なのか?」を、次の章で書きます。
「見学をさせてくれる吹奏楽団」の特徴をあげます
「初心者のあなたを見学させてくれる吹奏楽団」の特徴として、
- トランペットの人数が”極端に”多くない
- 初心者さんをフォローできるだけの体制がある
説明しますと、
「1.トランペットの人数が”極端に”多くない」に関しては、社会人吹奏楽団のほとんどでは、トランペットの人数が多いです。
ただし、籍はあっても練習に出席しない「幽霊団員」も多いので、入り込む余地はあります。
見学をさせてもらえるという事は、つまり、そういうことなんですね。
「2.初心者さんをフォローできるだけの体制がある」に関しては、メンバーの誰か、または音楽監督が、
- トランペットを教えられるだとか
- 楽譜を吹きやすく書き直してくれるとか
- トランペットを貸してもらえるとか
のような体制を持っているという事です。
意外と、あなたが「自分が行ってもいいのかなぁ…」と、思えた楽団ほど、その体制が整っている可能性があるので、見学OKの返事か来たら、積極的に行ってみましょう。
それでは、次の章で、
「社会人吹奏楽団の中で初心者さんがやっていくための究極の秘訣」
を書きます。
究極の秘訣とは”あなたの人柄と向上心”です
管理人、ここまで書いて「やっぱり就職活動と同じだな~」と、改めて思ったのですが、
結局、大事なのは、あなたの人柄と向上心なんですね。
- 楽団のメンバーのアドバイスを素直に聞く事
- わからないことは、わからないままにしない
- 上手くなろうと努力し続ける事
社会人吹奏楽団側で、「初心者さんであるあなた」に寄せた体制を作ってもらっている以上、あなたも、楽団側に寄って行く姿勢が必要です。
- いつまでも楽譜に指番号をふらないと吹けないとか
- 練習に行くモチベーションが下がったとか
そうなった場合は、きちんと話をして、挨拶をしてから、楽団をやめましょう。
(「合う合わない」があるのはしょうがないことですし、やめることについて、責められることはありません)
ちなみに、「楽器を借りたまま、行方をくらまし音信不通」と言うのが最悪のパターンです。
この様な方があらわれることによって、「初心者さんOK」の社会人吹奏楽団が、どんどん減っていきます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「社会人吹奏楽団は、初心者さんを受け入れてくれるか?」をテーマに、
- 社会人吹奏楽団で初心者さんはOKか?の答えはこれです
- 社会人吹奏楽団に初心者さんが潜り込む方法とは?
- 「見学をさせてくれる吹奏楽団」の特徴をあげます
- 究極の秘訣とは”あなたの人柄と向上心”です
の、4つに分けて書いてきました。
最後に覚えておいてほしいのですが、、社会人吹奏楽団の場合、「楽譜が読める」のは、大前提になります。
なので、楽譜がまったく読めないと言うのなら、”プロのレッスンを受けて”から、挑戦することをおススメします。
悲しいことに、トランペットは
「ポピュラー音楽系でも数少ない、楽譜を読めるスキルが必要な楽器」
ですので。
ギターやベース、ドラムには、楽譜が読めない方(アマチュアの場合です)も、結構いるんですよね。