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トランペットを吹く時ハードプレスはダメ?理想と現実を解説

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

トランペットを初心者さんが初めて吹く時に、まわりに十分な指導ができる方がいないと、

ほぼ「トランペットをプレスさせて」吹いてしまいますよね。

そして、少しでも音が出れば、どんどんプレスをさせて高い音に挑戦しようとする。

初心者さんだと多分「ミドルC(=チューニングの音)」まで行くと、かなりプレスさせているはずです。

そして、そこで知識のある方の指導がないと、そのままで吹き続け、

「低音から高音まで『ハードプレスでしか』音を出せない演奏者の出来上がり」

となります。

そんな状態になる前に知識のある人に「きちんと指導してもらうのが理想」なのですが…。

この記事では、

初心者さんがトランペットを吹く時にハードプレス奏法に陥る前に考える事

のようなものを3つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

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プレスを減らすと出てくる副症状

まず、大前提を言うと、

トランペットを吹くために「プレス」そのものは、必要なものですし、しても良いものです。

ただ、「ハード”な”プレス」は、一般的に問題があるという話ですね。

(あくまで”一般的に”です、普段の演奏で不自由していなければ問題はありませんので)

そして、「ハードなプレスをなんとかしたい」という事は、プレスによって支えられていた力を、他の部分で補う事を意味します。

例えば、

ハードなプレスをすることで、「アンブシュアを崩れないようにふんばっていた」のを、プレスに頼れなくなるので、代わりに”どこかの筋肉”で、ふんばれるようにしないといけない。

の様な事ですね。

これは、個人個人によって違いがあり、

  • 現在どのような状況でハードプレスになっているのか?
  • どんな方法で直していくのか?

は、プロでも実際にあなた自身を見ないと”方針が見えない”はずです。

例えば、管理人は、ハードプレスを直した時にプロの先生にもらった「ノウハウ」と「メソッド」を持っています。

実際に書いている内容は、「あ~…そんなもんなんだ~」くらいのものです。

とは言え、プラス”プロの先生の的確なアドバイス”がないと、「ハードプレスは直せないだろうな~」と言う感想は持っていて、ノウハウをこの記事上に載せるのは怖くてできません。

と、なると「ハードプレスを”本気”で直そう」と思えば、やはりプロの先生に習うのが確実。と言う結論になります。

とは言え、みんながみんなプロに習える(習う気がある)わけではなく、

  • 「自分で何とかしたいな~」か
  • 「近くにいる人に聞いて済ませたいな~」

と考える方もいらっしゃるかと思います。

そこで、次の章で「プロのアドバイスを受けない事のリスク」について書いていきます。

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プロのアドバイスなしにハードプレスを直すリスク

正直、ハードプレスを直すのって、十分な知識を持ったプロのアドバイスを受けながらじゃないと、とても危険です。

自己流、または十分な知識を持たない人のアドバイスを受けても、

  • 上手く吹けなくなり、結局ハードプレスに戻すか
  • 最悪の場合、吹けなくなるか

のどちらかで、プロに教われる機会がないのなら、

「今のままでやり続ける事」

を管理人的にはおすすめします。

確かに、

  • 「ハードプレス」をやめると、疲れにくくなります
  • 「ハードプレス」をやめると、高音が出しやすくなります
  • 「ハードプレス」をやめると、音がきれいになるかもしれません

なので、「ハードプレス」は、できるなら直した方が”理想”ではあります。

管理人も専門学校でプロの先生に直されるまではハードプレスでした。

そんなわけで、中高吹奏楽部時代は、

  • 高音(ハイB♭)は、「出せただけ」でしたし→曲では使えない
  • 数曲吹くとバテてしまう
  • 音もザラザラ
  • ダイナミクスの幅もなかった

ような状態でした。

もちろん、

「直したら?」

とも言われましたが、「どうやって直せば良いのか?」が全く分からなかったんですね。

(「直したら?」と言った人たちは、具体的な方法を教えてくれなかったですので)

何度も自己流でトライしてみましたが、結局直せず…で。

同じ体験、同じ想いをされている方は多いんじゃないでしょうか。

なぜそうなるのか?

その理由を次の章で書いていきます。

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「体が求めたフォーム」の変更をする難しさ

ハードプレスもそうですが、トランペットを初めて吹いた段階で、プロの指導を受けず自己流で始めた場合、

あなたが一番吹きやすい吹き方=あなたの体が求めている吹き方

を、無意識のうちにやっていったはずです。

あなたの「体と頭脳が本能的に求めたフォーム」が、今の吹き方なので、その吹き方に問題があっても、本能に逆らってフォームを直すというのは、かなり厳しいものがあります。

ハードプレスにしても、あなた自身が「まずいなぁ…」と思いつつも、なかなか直せないのは、

今のプレスの強さの時が”一番音が安定して出る事”を、あなたの本能が訴えているからでしょう。

こうなると、自分自身でハードプレスを直すことはまず不可能です。

十分知識のある方(プロの方がベスト)についてもらい、

  1. 「適切な」吹き方のアドバイスを受ける
  2. あなた自身が素直に実践する
  3. 「あ、今までよりも吹きやすいかも!」と感じる事ができる

と、1~3の繰り返しを体験し、徐々に直していく必要があります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

トランペットを吹く時のハードプレス問題について、

  • プレスを減らすと出てくる副症状
  • プロのアドバイスなしにハードプレスを直すリスク
  • 「体が求めたフォーム」の変更をする難しさ

の3つの項目に分けて書いてきました。

正直言って、この記事、あまり参考にならないかもしれません。

肝心の「どうやったらハードプレスを直せる?」の部分にほぼ触れていませんし。

こういう文字で伝える手段の時は、

  • ハードプレス問題
  • 高音

に関しては、特に注意してなければいけなくて、なかなか「こうやるんです!」と言う伝え方ができないんですね。

下手に伝えて「あなたを吹けなくさせる」記事の代表格でもありますし。

本当は、プロにきちんと習ってほしいところです。

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