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トランペットの力の抜き方の現実!吹き方を見失わない為には

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

「トランペットを吹く場合に、いかに効率的に力を抜くか?」

と言うのは、演奏や表現の幅を広げる上で、”できるにこした”事はありません。

  • pppからfffまでのダイナミクス
  • タンギングからスラーのアーティキュレーション
  • ふくよかな音から、ハリのある音までの音色の幅
  • のびる高音と安定した低音

うまく力を抜ければ、上にあげたような事が、よりやりやすくなりますので。

とはいえ、トランペットは、

慣れないうちは「顔を真っ赤にしなければならないほど」、力をかけないと、音が出ない楽器ですよね。

そんな状態でやっと、今”かろうじて吹けている状態”なのに、

「力を抜けって言われてもなぁ…」

と、途方に暮れているあなたのために、現実的な対処法を3つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

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最初から「理想的な力の抜き方などできない」ものです

ここは、理想論とか建前とか、一切抜きにして書きますが、

最初から理想的な力の抜き方とか、理想的なフォームにたどりつくことは、まず不可能だと思ってください。

  1. 最初は、どんな吹き方でもいいから音を出す
  2. カベ(高音、音量、音色など)に当たったら、力を抜けることろをさがす
  3. カベを突破する

と言うように、1~3を何度もくりかえす事で、徐々に理想的(と言うより、あなたに合った)フォームができていくものです。

なので、本当に最初のうちは、

「ほらぁ!変なところに力が入っているよ!」

と言われても、口だけで「ハイ!」と、返事をして、心ではスルーと言うのがおススメです。

ただ、ここで、

  1. 「もうちょっと直せるところないかなぁ…」と、日々考え続けるか
  2. 「あ~しょうがないや~、こんなもんでしょ!」と進むのをやめてしまうか

どちらの側が、”よけいな力が抜けたフォームへと改善していく”のに必要な考え方かは、わかりますよね。

もちろん、おススメなのは、

1.「もうちょっと直せるところないかなぁ…」と、日々考え続けるか

の側です。しかし、実際は、

2.「あ~しょうがないや~、こんなもんでしょ!」と進むのをやめてしまうか

の側の人が多いものです。

(結構、こういう”気持ちの問題”って、バカにできません)

あなたはどうですか?

では、なぜそうなりがちか?という事について、次の章で書いていきます。

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一度手に入れたノウハウを手放すのはなかなか難しいものです

では、

2.「あ~しょうがないや~、こんなもんでしょ!」と進むのをやめてしまうか

と言う気持ちになりがちかと言うと、

人間って「一度手に入れたノウハウを手ばなして、最初からやりなおす」って、怖くてなかなかできないモノだからなんです。

「そんな事ない!」と思うかもしれませんが、例えば今、こんな状況におちいっていませんか?

  • きちんとしたノウハウを持った人(ハッキリいればプロ)が近くにいない
  • プロの言葉で「どの位で解決しそう」という言葉をもらえない
  • なので、結果が出ないと不安でいっぱいになる

その結果、

「力を抜きたいけど、せっかくここまで吹けるようななったのに、また最初からやるのイヤだなぁ…。」

と思って、「このままでいいや~」と、なってしまう…。

あるあるですね。本気で「効果的な力の抜き方」を、知りたいと思っていれば、迷わずプロの先生にレッスンを受けに行くはずなので。

  • 「いや…、近くにいないし。」
  • 「どうやって探したらいいか、分からないし。」

とか、言い訳を並べている時点で、「本気でなんとかする気がないんだなぁ。」と、言うのが分かります。

という事で、次の章で「結論」を書きます。

プロのレッスンを受けるのが一番の近道です

Yahoo知恵袋などでよく見かけるのですが、「力の抜き方が分かりません、どうすればいいですか?」的な質問。

これ、答えようがないんですね。

最低でも、

  1. あなたの「どの部分に力が入っている」のか?
  2. 力が入っている時に、どんな姿勢で吹いているのか?
  3. 座って吹いているのか、立って吹いているのか?
  4. あなたの身長と体つき
  5. 男性か女性か?
  6. 病気を持っているか、または昔、病気をしたことがあるか?
  7. あなたの歯並び
  8. あなたのあごの形
  9. トランペットを吹いている時に「どんな呼吸をしているか?」
  10. 使っているトランペット
  11. 使っているマウスピース
  12. トランペットとマウスピースのコンディション

これを、

  • 最低でも画像
  • できれば動画
  • 可能なら実際に会って

見てみないと、あなたに合ったアドバイスを、やりようがないんです。

極端な例ですが、お医者さんに「頭が痛いんです。どうすればいいですか?」と、メールやLINEを送っているようなもので、

お医者さんとしては、「いや、それだけじゃ何もわからないです。」としか言えないわけで。

なので、本気で”トランペットを吹く時の効果的な力の抜き方”を知りたいなら、プロのレッスンを受けましょう。

と言う結論になります。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

「トランペットを吹く時の、効果的な力の抜き方」をテーマに、

  • 最初から理想的な力の抜き方などできません
  • 一度手に入れたノウハウを手放すのはなかなか難しいものです
  • プロのレッスンを受けるのが一番の近道です

の、3つの項目に分けて書いてきました。

結局何が言いたかったというと、

  • 力の抜き方は、人それぞれで違う
  • あなたに合った力の抜き方は、あなたの吹き方を見ないと分からない
  • 本気で力の抜けた吹き方をマスターする気があすのならプロのレッスンを受けましょう

という事です。

それで、

  • 「力抜いたらいいんじゃない?」と言われて
  • 「具体的にどこをどう言う風に力を抜けばいいの?」と、あなたが言った時に
  • 「そんなの自分で考えたらぁ(本当はわからないから答えられない)」

と言われた時は、スルーするしかないという事です。

「ちっとも答えになってない!」と、思われればしょうがない事なのですが。

この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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