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トランペットを吹く為の 腹筋の鍛え方!効率的な方法を解説

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この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

「トランペットをもっと吹けるようになるには、腹筋を鍛えましょう!」
「トランペットで高音を出すためには、腹筋を鍛えましょう!」
「腹筋を鍛えるにはどうすればいいですか?」

トランペットを吹いていると、必ず一度は聞くであろう「腹筋を鍛えましょう」系のスローガン。

  1. トランペットを吹く時の呼吸は腹式呼吸でやるもの
  2. 腹式呼吸はおなかでやるから、腹筋が必要

と、言う考え方から来ているものだと思います。

ただ、「では、どうすれば鍛えられるのか?」となると、それは難しい問題です。

変な鍛え方をすると、かえって”トランペットを吹く時の障害”になる場合もあるので。

この記事では、トランペットを吹く時の腹筋の鍛え方について、4つの項目について書いています。

どうぞご覧ください。

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トランペットのための腹筋運動は必要か?

まず大前提を書きますと、

「トランペットを吹くための筋肉をつける”一番効果的な方法”は、トランペットを吹く事」

です。なので、特別に筋力をつけるためのトレーニングは基本的に必要ありません。

という事で、「腹筋運動も特には必要ない」と言うのが、今では一般的な考え方になっています。

ですが、まだごく一部では「腹筋運動は基本です」と言う考え方は根強く残っているようですね。

管理人個人の意見にはなりますが、

「腹筋運動が必要ない事を証明するために、腹筋運動をやってみる」

という事は、あっても良いかと思います。

トランペットを吹く時の腹筋の動きと、腹筋運動をする時に腹筋の動きに、大きな違いがあることに気がつければ、

「トランペットをもっと吹けるようになるために、腹筋運動は必要ない」

という事を、胸を張って言えますので。

次の章から、現在主流になっている考え方を書いていきます。

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腹筋を鍛える前にやっておきたいことはこれです

まずは、あなたのできる範囲でかまわないので、「やわらかい体を作ること」を考えてください。

“やわらかい体から出せる力は、筋力を鍛え上げた力に勝つことが多い”です。

これも結構前から言われていることですが、

「トランペット奏者の体の作り方は、アスリートの体の作り方に似ている部分がある」

んです。

それで、やはり”体のやわらかい方”が、正直言って有利なんですね。

また、女性の場合、「力でゴリゴリ押し切るやり方」では、男性にはまず勝てません。

(大人の趣味として、体力のピークを過ぎてからトランペットを始める男性も同じです)

なので、腹筋を鍛える前にやった方がいい事として、「ストレッチを(できるだけ)毎日やるよう」にしてください。

では、「具体的にどんなストレッチをやれば良いか」を、次の章で書きます。

ラジオ体操第一の中に必要な内容は全てあります

ストレッチのやり方はたくさんありますが、実際には「どうやったらいいのか分からない…」と言う方も多いでしょう。

ならば、

ラジオ体操第一をやりましょう。トランペットを吹くために必要なストレッチの内容が、全部入っています。

YoutbeのNHK公式チャンネルに動画がありますので、利用してみてください。

ただし、ラジオ体操第一を普通にやっても、ストレッチの効果は十分にあらわれないので、「より効果的にやるための方法」を書きます。

この方法ですね。

  1. 動画の速度を0.5倍速にする(ゆっくりと筋肉を伸ばすため)
  2. のばすときは足の指から、手の指先、頭のてっぺんまで伸ばし切る
  3. 体を伸ばす運動の時には息を吸う(運動の速度に合わせると、さらに良い)
  4. 体を戻す運動の時は息を吐く(運動の速度に合わせると、さらに良い)

0.5倍速だと、体の動きがゆっくりすぎて、逆にしんどいかもしれませんが、リズム感を養う訓練にもなりますので、やってみましょう。

次の章では、「なぜこのような考え方が必要なのか?」について書いていきます。

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全ては「トランペットに必要な筋肉を確認する」ための作業です

トランペットを吹いていると、「どうしても力が入ってしまう場所」というのが出てきます。

なぜ、「力が入ってしまうのか?」と言えば、あなたの体がトランペットの音を出すために、

「ここの筋肉に力を入れよう。」と、無意識に指令を出しているからですね。

つまり、その「力の入る部分の筋肉を、スムーズに動くようにする」と言うのが目的になるわけで、

  • 必要に応じて鍛えたり
  • 筋肉を壊さないために、きちんとほぐしたり

する作業が必要になります。

では、具体的にどうするか?と言うと、

  1. トランペットの練習をする(ちょっと無理をするぐらいの量をやる)
  2. トランペットの練習をやって「痛くなった筋肉」を覚える(1.と2.で、筋肉を鍛える事が出来ています)
  3. 痛くなった筋肉をほぐす

になります。

3.痛くなった筋肉をほぐす

に関しては、

  • スポーツドクター
  • スポーツ系のトレーナー
  • 整体師

など、専門家が近くにいれば、ぜひ聞いていただくのがおススメなのですが、いない場合は、

  • ていねいに筋肉をもむ
  • お風呂にゆっくり入る

など、あなたのできる範囲でやってください。

最後に

いかがでしたでしょうか。

「トランペットを吹く時の腹筋の鍛え方」と「その考え方」について、

  • トランペットのための腹筋運動は必要かどうか?
  • 腹筋を鍛える前にやっておきたいことはこれです
  • ラジオ体操第一の中に必要な内容は全てあります
  • 全てはトランペットに必要な筋肉の使い方を確認するための作業です

の、4つの項目に分けて書いてきました。

それから、この話題は、本当は「吹く時の姿勢やフォーム」の部分から書かなくてはいけないものです。

ですが、トランペットを吹く時の姿勢やフォームには個人差があり、そこまで踏み込むと、きちんと勉強した人間(プロ講師やプロ奏者)が、

  • 実際に会うか
  • もしくはビデオ通話(こんなご時世ですので…)

と言う方法をとらないと、文字だけで書くのはとても危険なので、あえて書いていません。

そこまで含めて、知りたい場合には、きちんとプロに習うことをおススメします。

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