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トランペット上達の究極の方法と言えば、「いかに挫折しないで続けられるか」になります。
アマチュアなら、挫折しないで続けてさえいれば、そこそこモノにはなりますし。
(もちろん管理人もそのクチです)
とはいえ、「続ける事そのもの」が結構むずかしいのが、トランペットの特徴でもあります。
- 音を出すのに苦労するので挫折する
- 音をはずしやすいので挫折する
- 失敗すると大変目立つので、こわくなって挫折する
- 教えてくれる人がいなければ挫折する
- はげましてくれる仲間がいないと挫折する
など、挫折する理由をあげればキリがありません。
という事で、この記事では、トランペットの上達方法である、「どうすれば挫折する原因をなくして続けられるのか?」について、3つの項目について書いています。
どうぞご覧ください。
トランペットを始めたり挫折したりするきっかけアレコレ
あくまで管理人が個人的に良く聞くパターンになりますが、トランペットを”始めるきっかけ”と言うと、
- 学生時代に吹奏楽部でトランペットパートになった
- 学生時代にジャズ研でトランペットを始めた
- 社会人になって趣味が欲しくてトランペットを始めた
- 定年を迎えた社会人が人生にハリが欲しくてトランペットを始めた
- 社会人で、学生の時に吹奏楽部で「トランペット以外の楽器」をやっていて、憧れから始めた
に、分かれるかなと思います。
それで、社会人の場合は、特にバンドや楽団にでも入らない限り、
「トランペットをやりたい」
と言えば、まず”その希望が通らない”事はありません。
それで、挫折をする原因と言うと
「なかなか吹けるようにならない」
と言う、技術的な問題が1番になると思います。
そして、わりと気楽に挫折することもできます。やめたところで他人にあんまり迷惑はかからないですし。
(ただ、トランペットを買った後に挫折してしまうと、「高い買い物しちゃった…」とは思いますよね)
もう一方で、学生さん(特に吹奏楽部)の場合は、トランペットはサックスの次に人気のある楽器です。希望者も多いですね。
なので、”希望がかなわず(トランペットになれず)悔しい思いをする”人もいるわけで、希望がかなってトランペットになれた人は、
「希望がかなわなかった人の悔しい思いを背負いながら吹く」
と言う場合もあるわけですね。
なので、技術面の問題と、さらに人間関係の問題があり、例として、
「え?希望通りのトランペットになれたのに、無理とか今さら言われても…」
「え?今から代わりなんて見つからないし、やめたいとか言われても…」
と言う声に、やめたくてもやめられず、悩んでいる方の話も聞いたりします。
「もう無理だし…」
「心折れてるし…」
「辞められるものなら辞めたいし…」
でも、いろいろな事情があって、辞められない場合にはどうするか?
(楽器買っちゃたし、代わり見つからないし、まわりの目が気になるし…など)
その方法を次に書きます。
あなたを「無条件で」はげましてくれる人を見つけましょう
「挫折してしまう人あるある」なのが、トランペットを練習している時に「何かしらの孤独感を感じている」というパターンです。
- グル-プや同級でやっていれば何なしらの「私、おいていかれてる感」を感じ
- 1人でやっていれば「今の私はちゃんとできているのかな…」と言う不安を感じ
まわりに味方が見つからない、気持ちを吐き出せる人がいない、”的確な”アドバイスをくれる人がいない。
それで、「あ…私(ひとり)ぼっちだわ…」と感じてしまった時に、挫折してしまいます。
どうすれば良いか?ですが、
- 味方になってくれる人を見つける
- 気持ちを吐き出せる人(悩みを聞いてくれる人)を見つける
- “的確な”アドバイスをくれる人を見つける
というのが答えですね。
ここでは、管理人がこのブログでよく書く「プロのトランペット奏者にアドバイスをもらいましょう」と言う書き方はしません。
- お父さん、お母さん
- 兄弟姉妹
- じぃじやばぁば
- おじさんやおばさん
- 知り合いの人
あなたがトランペットを吹いているという事を話して、
「え!トランペットを吹いているの!すご~い!」
と、言ってくれる人を探してください。
誰でも良いんです。あなたの”トランペットの上手いヘタ”を見る人ではなく、
「あなたがトランペットをがんばって吹いている」
と言う、”あなたの頑張りそのものを見ていてくれる人”を見つけるんです。
本当に挫折できない状況にあるのなら、探してみましょう。
次の章で「挫折しないためのもう一つの大事な要素」を書きます。
目標とする曲や奏者の選び方とは?
挫折しないもう一つのコツは、
「あなたが、ちょっとがんばれば、できそうな目標を見つけましょう」
です。
ゲームと一緒です。「ちょっとがんばってクリアできるレベル」のものが、一番おもしろいですよね。
(最初からラスボスを相手にさせられたら、すぐに投げ出したくなりますよね)
それで、具体的には、
- あなたが「ちょっとがんばれば」できそうな曲
- あなたが「ちょっとがんばれば」できそうな演奏
- あなたが「ちょっとがんばれば」できそうな奏者
を見つけるという事になります。
ここで管理人が”推してる”バンドがあります。
「ハーブアルパートとティファナブラス」
このバンドなんですが、「フレーズをさらうだけ」なら、そんなに難しくありません。
(ニュアンスを出すとなると、超絶難しいバンドではあるんですが…)
ちなみに、TBSラジオの”オールナイトニッポンのテーマ曲”である、「ビタースイートサンバ」と言う曲が有名です。
それと「Rise(ライズ)」と言う曲もおススメです。
楽譜も出版されていますし、耳コピもさほど難しくありません。そして、ほど良くカッコいい曲です。
音源を見つけて聞いてみてください。
ここをきっかけにして、ジャズ方面にも、吹奏楽方面にも行けます。
そんな風に、「あなたがちょっとがんばれば」できそうな目標をクリアし続ける事で、続けていってみませんか?
最後に
いかがでしたでしょうか。
トランペット上達方法をテーマに、
- トランペットを始めたり挫折するきっかけアレコレ
- あなたを「無条件で」はげましてくれる人を見つけましょう
- 目標とする曲や奏者の選び方とは?
の3つの項目に分けて書いてきました。
本当に、トランペットの究極の上達方法って、「いかに挫折しないで続けられるか」で、
挫折しないで続けられた方っていうのは、技術がどうこうよりも、
- まわりの人達にめぐまれ
- のびのびと吹く環境にめぐまれ
- 時間に恵まれた
と言う、「環境がどれだけ揃っていたか」で、続けていられた方が多いように思います。
あとは、正直ある程度うまくなるまでは「つらい、シンドイ」だと思うんですが、どうやって
「あ…ちょっと楽しくなってきたかなぁ」
まで、ふんばれるかが”カギ”ですね。