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トランペットですぐに疲れる原因とは?一歩引いた視点で探す

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この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

トランペットって、特に初心者さんの時は吹くのに体力がいりますよね。

初めて吹いた時には、ほとんどの方が、

「え…、こんなにきついの?」

と言う印象を持つのではないでしょうか。

実際、ポピュラー音楽(特にロック。吹奏楽よりも全然キツいです)の世界では、トランペットはトロンボーンやサックスと共に、

「土木現場作業員や、建築現場作業員なみに体力を使う楽器たち」

と言われています。

とは言っても、例えば週4日、1日2時間ペースで2年間練習し続けて、その結果が、

「吹いていて、すぐに疲れてしまう」

のであれば、体力不足以外にも”疑うべきところがあるんじゃないか?”とは思えます。

(個人的な意見にはなりますが)

この記事では、「トランペット吹いていてすぐに疲れてしまう」問題を、3つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

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自分自身を責める前に「楽器」を疑いましょう

「トランペットを吹いていてすぐに疲れる」

この症状が出た時には、”楽器のコンディションから疑ってみる”のも時には必要でしょう。

「トランペットを吹いていてすぐに疲れる」原因が、

  • あなたの体の側にあるのか?
  • 楽器側にあるのか?

の切り分けをするのは、とても重要です。

あなたのトランペット、

  1. 管内洗浄はこまめにしていますか?(1か月に1回くらい。1年オーバーなら要点検)
  2. マウスピースをブラシで洗っていますか?(できれば週1くらいのペースで)
  3. ピストンや第1~第3抜き差し管の動きはスムーズですか?
  4. トランペットやマウスピースを、落としたり、ぶつけたりしませんでしたか?

上にあげた4つの項目で思いあたるものがあった場合、楽器店にあなたのトランペットを持ち込んで、点検と、必要なら整備をしてもらいましょう。

コンディションの悪い楽器で「無理やり吹き続けた」結果、疲れやすいフォームに変化してしまった可能性は十分にあります。

また、楽器店に持っていくと「あなたが気がついていないような症状」も見つけられるかもしれません。

(実は組付けが悪かった、ほんのちょっと歪んでいた、息漏れがしている、など)

トランペットのコンディションを万全にした状態で「すぐ疲れる症状」がおさまらない時に、初めて、

「あ、原因は自分の体の側にあるんだな。」

と、疑う事をお勧めします。

特に、冒頭でも書いた通り

  • 週4日以上
  • 1日2時間ペースで
  • ガッツリと”2年以上”

トランペットを練習していても、「すぐに疲れる」症状が出る場合は、楽器を疑ってみた方が良いでしょう。

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必要ならマウスピースも点検する

マウスピースのシャンクにゆがみが出ている場合は修正してもらいましょう。意外とバカにできない要素です。

また、楽器店の店員さんや、できればプロのアドバイスを受けつつ、

「マウスピースのサイズが合っているか?」

を、改めてチェックしてみるのも必要かもしれません。

吹奏楽系にありがちな、

「顧問の先生や先輩の言われるがままに、バックの1番台クラスの大きいマウスピースを使っている」

と言うパターンはもちろん、

あなたの口に合っていない”小さすぎるサイズ”でも、疲れやすくなる傾向はあります。

また、マウスピースの番号だけで判断して、実際に試奏しないで敬遠していたものがあれば、一度は試してみた方が良いでしょう。

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可能ならばプロに相談するのがベストです

「餅は餅屋」→その道の専門家に頼むのがベスト。の意味
「生兵法はけがの元」→中途半端な知識で取り組んでも痛い目にあう。の意味

のことわざが示す通り、一番おススメなのは、プロのアドバイスを受ける事です。

十分に知識のない状態で悩み続けたり、十分に知識のない人のアドバイスを受け続けるのは、

時間の無駄

とハッキリ言えます。

ただ、

  • 近くにプロがいない
  • 「いや…、そこまでは~…」

と言う方もいらっしゃると思います。

なので強制はしませんが、できるなら「プロの先生のアドバイスを受けた方が良い」と思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

「トランペットを吹いていてすぐに疲れる」悩みをテーマに、

  • 自分自身を責める前に「楽器」を疑いましょう
  • 必要ならマウスピースも点検する
  • 可能ならばプロに相談するのがベストです

の3つの項目に分けて書いてきました。

最後に、”あるある”なパターンとして、

「トランペットを吹いているとすぐに疲れる」

事を周りの人に相談すると、

「体が疲れてるんじゃない?栄養のあるもの食べて、睡眠十分とって、ストレス溜めない様にすると良いよね!」

のような答えが返ってくる場合がありますが、正直言って、何の役にも立たないアドバイスですよね。

学生や社会人をやっていて、

  • 良く食べ
  • よく眠り
  • ストレスを溜めない

を実行する事の難しさは、十分ご存じかと思います。「それができれば苦労はしない」と。

また、10代の中高生だと基礎代謝が活発なので、

  • いくら食べても足りない
  • いくら寝ても眠い

という事は普通に起こる事なので、尚更そんな時間は取れないでしょう。

機会があったら、その辺も込みでプロに相談する方が、意外と簡単かもしれません。

それから、2人以上で吹いていて「すぐ疲れる症状が出る場合」、この記事を参考にしてみてください。

トランペットが合奏では吹けない?!疑うべき3つの事を紹介

無意識に、周りの方と合奏ではなく、「競争」していませんか?

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