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トランペットが下手な人の望むアドバイス!技術より大切な事

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

「トランペットが下手で悩んでいるんです。どうすれば良いでしょうか?」

トランペットを長年吹いていると、こんな相談を受ける事、ありませんか?

そして、その時、吹いているところを見せてもらって、練習方法やフォームのような”技術的なアドバイスをしがち”ですよね。

その「技術的なアドバイス」をして解決すれば何の問題もないのですが、意外と解決しなかったりもします。

「はい…」
「そうですね…」

と口では言うものの、

「本当に聞きたいのは、そういう答えじゃないんですよ…」

と漂うオーラ。

という事で、この記事では、

「トランペットが下手で悩んでいるんです。どうすれば良いでしょうか?」

と相談された時の相手の真意や、どう答えれば良いかなどを3つの項目に分けて書いています。

どうぞご覧ください。

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「下手な事を相談してきた」人の想いを考える

管理人の感想だと言われてしまえばそれまでではあるんですが、

「トランペットが下手で悩んでいるんです。」

と相談してくる人の中で、

「はい。そうですね」と言われて、やめるのきっかけをつけるための”とどめの言葉”が欲しい。

と思ってる方って少ないと思うんですよね。

多くの方は、

「続けられるものなら続けたくて、そのために背中を押してくれる言葉が欲しい」

なのだと思います。

となれば、

「そんなに結論を急がなくても良いんじゃないですか?」
「練習のやり方を見直した方が良いかもしれませんね」

と、声をかけつつ、分かる範囲でサポートをするのが良い方法でしょう。

とは言っても、技術的なアドバイスやサポートは”ほとんどスルーされる”のが現実です。

ではどうすれば良いか?

次の章で書いて聞きます。

「聞き役に徹する事」の必要性

「トランペットが下手で悩んでいるんです。どうすれば良いでしょうか?」

と相談されて、

  • すぐに答えを言ってしまう(アドバイスをする)
  • 「そんなことないですよ~」と答えて終了

が、相談してきた相手にとって、一番「そうじゃないんです~」と思わせる行動ですよね。

では、どうすれば良いか?ですが、

「トランペットが下手で悩んでいるんです。どうすれば良いでしょうか?」

と相談された時、

「トランペットが下手って、なんでそう思うんですか?」

と聞いてみる。

「音色が汚くて…」
「高音が出なくって…」
「フレーズがうまくできなくって」
「もう何年も吹いているのに後から始めた人にも追い越されて」

など、色々言い分はあるでしょう。

質問のやり方次第ではありますが、まだまだ言いたい事、ため込んでいることがあるはずです。

それで、ここからが肝心なのですが、

とにかく「なぜ、下手だと思ってしまったのか?」を十分に聞き出す方向に質問を持っていき、相手に想いを徹底的に吐き出させましょう。

確実にとは言えませんが、かなりの確率で、「相談してきた本人が自分で勝手に答えを導き出し」ます。

  • 相手が言葉につまっていたり
  • うまく言葉にできないような顔をしていたり

しているようなそぶりを見せたら、あなたのできる範囲で構わないので、「言語化して」あげましょう。

その上で、技術面で解決する問題に関しては、プロなどの詳しい人に聞きに行く事を進めるのが良いでしょう。

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最初からプロに頼る事の「デメリット」とは?

このブログでは、トランペット関連の悩みがある時は、

「早い段階で専門家(プロ)の力を借りましょう」

と書いている記事が多いです。下手なアドバイスをして回り道をさせるくらいなら、プロに教わった方がよほど早く問題が解決するからなのですが、

「トランペットが下手で悩んでいるんです。どうすれば良いでしょうか?」

という相談をしてくる場合に限っては、相談してきた人が、

  • 自己肯定感は、ほぼ”0″の状態で
  • 「プロみたいな輝いている人に、自分の気持は分からない」

と、まわりに強い心のバリアを作っている状態なので、プロに合わせたところで聞く耳は持たないことが多いでしょう。

聞いていたとしても「右から左へアドバイスが流れている状態」です。

そもそも、

「トランペットが下手で悩んでいるんです。どうすれば良いでしょうか?」

という相談をあなたにしてきた段階で、その方は“あなたに心を開くのが精いっぱい”なのです。

なので、「ひたすら話を聞き、想いを吐き出させ」て、自己肯定感を上げさせてからがおススメです。

プロに相談するのは、その後ですね。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

「トランペットが下手で悩んでいるんです。どうすれば良いでしょうか?」

と相談する方の心理をテーマに、

  • 「下手な事を相談してきた」人の想いを考える
  • 「聞き役に徹する事」の必要性
  • 最初からプロに頼る事の「デメリット」とは?

の3つの項目に分けて書いてきました。

もちろん、

「トランペットが下手で悩んでいるんです。どうすれば良いでしょうか~?」

と、”ものすごく軽い気持ちで聞いてくる”方もいますし、

「そんなにじっくり話を聞くほどこちらは暇じゃない!」
「面倒だなぁ…。」

と思った方もいるでしょう。

確かにそうなんですけどね…。

でも、人間って基本的に

  • 自分の話を聞いてもらいたいもので
  • 聞き役にまわれる人間には人が集まってくる

んですよね。

楽団やバンドをまとめる人間になれると思うと、決して悪くない役回りではないかと思うんですが…、

いかがでしょうか。

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