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トランペットを吹く時の悩みで、調子の波が激しいって、「あるある」じゃないでしょうか?
調子がよければ、
- 音は外さない
- 楽器がすごく鳴る
- 疲れない
練習が終わった後には爽快感すらあったりして。
それで当然、調子が悪い時は、
- 音を外しまくる
- 楽器が全然鳴らない
- 疲れる…
モチベーションダダ下がりで、「あ~、さっさと(練習投げ出して)帰りたい」と思いがちだったりしませんか?
管理人も、中高吹奏楽時代はこの症状にかなり悩まされました。
ただ、この症状、専門学校でプロの方に教わるようになってから、ほぼなくなったんですよね。
この記事では、トランペットを吹く時の悩みである「調子の波の激しさ」について、管理人の
- 中高吹奏楽部時代
- 専門学校時代以降
の体験談をもとに3つの項目に分けて書いています。
どうぞご覧ください。
調子の波の激しかった中高吹奏楽部時代をふりかえる
中高吹奏楽部時代の管理人はというと、
初心者時代はもちろんフォームが決まっていなかったので、調子の波が激しかったのは言うまでもなく、でした。
とは言え、練習を続けて「そこそこ吹ける(トランペット歴3年~)」くらいになっても、調子の波の激しさからは逃れられず、結局高校の部活引退間際まで苦しめられた記憶があります。
その間、どんな状態だったかを振りかえってみると、
- 楽器の管内洗浄をしたことがなかった(やり方を教わっていなかった)
- 吹き方のアドバイスをもらえなかった(なのでほぼ自己流)
- トランペットの悩みを相談できる人がいなかった
今考えてみれば、「トランペットのきちんとした知識を持っていた人」が誰もいなかったんですよね。
顧問の先生も音楽を専門としていなかったし、先輩も「自己流で吹けるようになった人たち」ばかりでしたし。
また、トランペットのコンディションを知る方法もわかりませんでした。管理人は田舎で吹いていたので、
- 最寄りのショップが遠かった(電車賃がお小遣いで払える金額じゃなかった)
- 出入りの楽器店の方の知識がちょっと…という状態だった
ので、そのへんでもハンデを抱えていた部分もあります。
「ネットがあるじゃん。」という声も聞こえてきそうですが、ネットがあっても意外とこの辺の問題は解決できていないような感覚があります。
文字や動画のような「受けるだけ」のメディアの場合、どうしてもわからない部分が出てきます。
また、ZOOMのような「お互いに話し合える」メディアでも、”現状では”限界を感じますし。
(トランペットのオンラインレッスンのシステムが「いい感じ」に仕上がるまでには、もうちょっと時間がかかりそうです)
次の章では、「専門学校でプロの先生に教わって以降、どうなったか?」を、ふりかえります。
専門学校でプロの先生に教わって以降をふりかえる
前の章では「中高吹奏楽部学時代のほぼ自己流でやっていた時」をふりかえりました。
この章では、専門学校でプロの方に教わった後をふりかえるのですが、ざっくり言うと、下の様になりました。
- 楽器のコンディションを気にするようになった
- 吹き方のアドバイスを細かくもらえた
- トランペットの音の鳴る仕組みを教えてもらった
- 調子が悪くなった時の原因や対処法を詳しく教わった
ざっくりまとめると、
「調子の良い時の吹き方」を分析できるスキルがつき、それを再現することが「中高吹奏楽部時代」よりはできるようになった。
その結果、
「調子の波が(ほぼ)なくなったかな~。」
と思えるようにはなっています。
もちろん、今の自分に出せる
- 最高音をたくさん使うとか
- 早いフレーズとか
- 楽譜当日渡しのライブ
の様に「追い込まれた演奏が必要だった場合」の次の日以降2~3日くらいは、さすがに調子が落ちます。
ですが、そこまでいかなければ、調子の波について「ほとんど気にならない」のが今の管理人の状態です。
そう考えると、どのくらいトランペットにのめりこんでいるかにもよりますが、可能ならプロに教わった方が良いと管理人は思います。
プロに教わるメリットとは?
前の章の最後で触れた、「可能ならプロに教わった方が良いと管理人は思います」と書いた部分ですが、
「いや、別にプロに教わるほど”ガチ”でやろうと思ってないし」とか
「いや、近くに”プロ並みに上手い人がいる”んでその人に聞きます」とか
「いや、プロの人ってスパルタ指導をしそう」
等の理由で、プロからの指導を敬遠する方をちょくちょく見かけます。
(管理人のまわりだけかもしれませんが)
管理人も両手で数えきれないプロの方からレッスンを受けたり、話を聞いて経験から言わせてもらうと、
プロに教わるのと教わらないのでは天と地ほどの差があり、また、
「プロ」と「プロ並みのアマチュア」では、理論の内容の濃さや理論を日々アップデートしているという意味で、全くレベルが違うと思って良いです。
また、「プロの”常識”はアマチュアの”非常識”」となっている事も現在では少なくなく、
(アマチュアの理論や常識が昔のままで止まっている事が主な原因)
なので、「寄り道をするくらい」なら、プロに習って悩みをさっさと解消した方が楽でもあります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
トランペットを吹いている時の悩みの代表的なものである、「調子の波の激しさへの対処法」について、
- 調子の波の激しかった中高吹奏楽部時代をふりかえる
- 専門学校でプロの先生に教わって以降をふりかえる
- プロに教わるメリットとは?
の3つの項目に分けて書いてきました。
「調子の波の激しさ」もそうなんですが、結局「悩む原因」って、対処方法や知恵の様なものを知らない事が1番で、
それを「頭や体に反映させる」には、できるだけ「今現在ベストと思われている情報を多く手に入れる事」が重要です。
そして、その情報を持っている可能性が高いのがプロの方である。というわけですね。
プロの方たちは最新の情報に触れる機会が多く、それをプロの方たちで頻繁にシェアしている可能性も高いわけです。
なので、悩んでいるならプロに聞くのが一番です。