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「トランペットを吹き始めて、少し吹けるようになってきた」とか
「吹奏楽部や吹奏楽団でみんなマイ楽器を持っている」とか
「音楽教室でレンタル楽器でやっていたが欲しくなってきた」
また、「音楽教室の先生から、マイ楽器を買うように”強力に”勧められた」とか
(これは正直スルーした方がいいんじゃないか…。とは思います)
「トランペットのマイ楽器が欲しいな~」とあなたが思った動機は色々でしょう。で、
「どのメーカーのどのトランペットを買えばいいんだろう…。」
と言うのは、マイ楽器を手に入れようとするなら必ず考える悩みですね。
それで、この記事では、管理人が、あなたが周りの人に
- 後ろ指をさされない
- 素直にトランペットを買った事を喜ばれる
おススメモデルを、理由も含めて4つの項目に分けて書きました。
どうぞご覧ください。
綺麗事一切ナシ!本音でおススメするトランペット
では、さっそく具体的なモデル名で行きましょう。2019年11月現在でのおススメになります。
まず、メーカーで言いますと、
「ヤマハ」か「バック(Bach)」の2種類しかあげません。
では、具体的なモデル名をあげます。まずは”予算がない”あなた向けから。
- ヤマハYTR2330
- ヤマハYTR3335
- ヤマハYTR4335GⅡ(ちょっと頑張れるのならばこれ)
の3種類、色は銀色(銀メッキ仕上げ)がおススメ。
(ただし、YTR2330とYTR3335の銀色はなかなか見つけにくいです。が、あったら迷わず”買い”です)
予算に恵まれているなら、
- バック180ML37ストラディバリウス
- ヤマハYTR8335
の2種類、色は銀色(銀メッキ仕上げ)がおススメです。
まとめます。
- ヤマハYTR2330
- ヤマハYTR3335
- ヤマハYTR4335GⅡ(ちょっと頑張れるのならばこれ)
- バック180ML37ストラディバリウス
- ヤマハYTR8335
すべて銀色(銀メッキ仕上げ)がおススメです。
では、管理人がなぜこのモデルをおススメするのか?を次の章で書きます。
上の5つのモデルに共通するキーワードとは?
管理人が、初めて「トランペットのマイ楽器」を持つあなたに、
- ヤマハYTR2330
- ヤマハYTR3335
- ヤマハYTR4335GⅡ(ちょっと頑張れるのならばこれ)
- バック180ML37ストラディバリウス
- ヤマハYTR8335無印(XENOですね)
の銀色(銀メッキ仕上げ)をおススメした理由。実は「共通するキーワード」がありまして、
- ジャンル問わず使える
- (いい意味で)平凡で目立たない
- そこそこステイタスがある
と言うことで、初心者さんや、トランペット歴が浅いあなたには最適なんですね。
「趣味でやるんだから、好きなもの買っていいんじゃないの?」
と、思う方もいらっしゃるとは思います。あなたが「とてもメンタルが強い」なら、管理人はあなたが好きなメーカーの好きなモデルを買う事を止めません。
止める権利もありませんしね。ですが、上の5種類以外のモデル(特に高いモデル)を初心者さんや、トランペット歴が浅い方が持つと、
- 「初心者のくせに、あんなモデル買って、吹きこなせるのか~笑」とか、
- 「お~い!楽器に遊ばれてるぞ~笑」とか
“口には出されなくても、周りの人に思われている確率”が、とても大きいんですね。
また、「予算がないから」と言って、
- 中国製トランペットや
- 台湾製トランペット
に手を出すと、
「あらら…、お金がないからって…、やっちゃった?!笑」
みたいな視線を向けられかねないんです。
(逆に、ウデのある人が中国製や台湾製のトランペットを持っていると、「え…、もしかして”かくれた名楽器”なの?!」という目で見られます。理不尽ですね~。)
本音を言うと、特にヤマハの場合、他にもおススメできるモデルがあるんですが、この5つに絞った理由を次の章で書きます。
ヤマハ製品で管理人が他のモデルをハネた理由
例えばヤマハ製品ですと
- YTR850シリーズ
- YTR8335RS(XENOリバース管モデル)
- YTR8345(XENOのLボアモデル)
- YTR8335やYTR850の後に”G”がついたもの
- YTR9335CHS(いわゆるシカゴモデル)
あたりは、
「あなたに”かなり念入りに試奏をしてもらわない”と、相性の合う合わないが判断できない」
と、思えたのでハネました。
お店に行って、店員さんに候補として上の5モデルを「試しに吹いてみてはどうですか?」と言われて、あなたが、
「うん?!なんかしっくりくるな」
と思えたら、買ってもいいと思います。
特に”G”のついたモデルは、吹きこんでいくと、「まろやか~」から「パンチのある音」まで、かなり表現の幅が広がりますから。
ただし、YTR8335RSは3番抜差管につば抜きがないので、3番抜差管につばがたまる吹き方をしている場合はやめておきましょう。
また、バックの「Vincent(ビンセント)」は、好みが分かれそうなのでハネました。
吹奏楽系のあなたに試してもらいたい1本
アニメ「響け!ユーフォニュアム」で、高坂麗奈が使っていた”ヤマハYTR6310Z”。
このモデルが気になっている方もいるでしょう。以下の条件がそろうのなら、試してみる価値はあります。
- あなたがプロにレッスンを受けている
- 所属している吹奏楽部や吹奏楽団の人数が少ない
の条件がそろっていて、試奏してしっくり来たのなら、買ってもいいかと。
- プロのきちんとしたレッスンを受け、鳴らせる見込みがある
- 練習場や演奏ホールの響きを感じる力がある
この能力がつく見込みがあるのなら、吹奏楽でも十分使えるモデルですので。
ただし、うまく鳴らせないと、音が前に飛びません。生音勝負の吹奏楽の世界、さらに大人数となると、音が埋もれるリスクがあります。
音が埋もれると、最悪、
- 埋もれないように頑張って吹いてしまう
- すぐにバテる
- 「自分の吹き方が悪いのかなぁ…」と悩む(“楽器のせいだ”という発想ができなくなる)
- 心を病む
と言う事になります。
そこらへんは考えて選んでください。
最後に
いかがでしたでしょうか。初心者やトランペット歴が浅いあなたに向けて、
「最初のトランペット、マイ楽器」におススメの1本と言うテーマで、
- 綺麗事一切ナシ!本音でおススメするトランペット
- 上の5つのモデルに共通するキーワードとは?
- ヤマハ製品で管理人が他のモデルをハネた理由
- 吹奏楽系のあなたに試してもらいたい1本
の4つの項目に分けて書きました。
トランペットのメーカーは他にもたくさんあります。続けていって、ウデがついてくると、他のメーカーの特徴も見えてきて、
より「あなた好みのトランペットを選べるように」なるでしょう。
そうなったら、「あなたの好きなメーカーの好きなモデル」を選んでください。